性差医療が今朝のあさイチで取り上げられていました。
性差医療とは
私は小さいころから家にあった「家庭の医学」を読むのが好きだったり、テレビや雑誌での医療の話題は興味があったり、事務職だけど医療機関で働いたこともあり、わりと一般的な病気のことは耳馴染みがある方だと思っています。
ですが、男性特有とか女性特有の病気があることは知っていても「性差医療」というのは初めて知りました。
同じ狭心症でも男性は大きな血管が詰まることが多く、女性は微小な血管が詰まることにより起こることが多いそうです。
微小血管狭心症と言ってその約7割は女性とか。
また大腸がんも男性は大腸の肛門の近い部分に出来ることが多いそうですが、女性は大腸の奥の方(小腸に近い方)に出来ることが多く、また見た目も癌だと分かりにくい色や形だったりするそう。
これまで性差によって大きな差はないと思われていたそうで、臨床試験の対象やお薬の治験は男性が多いので女性のデータが少なく、女性特有の病状だと見逃されることが多かったそうです。
ですが男女では細胞レベルから違いがあるんですって。
特に日本ではまだこの性差による医療が普及していないようなので、特に女性は自分でそういうことがあることを知っておくと良いですね。
私は見てなかったのですが、Nスぺで詳しくやっていたらしいので私もこれから見てみようと思います。
見逃し配信は5/6㈯の午後10:49までだそう。
女性ホルモン
ところで今朝のあさイチ、元々は女性ホルモンの話。
40代半ばくらいから急激に減る女性ホルモン。
女性は女性ホルモンによって守られている部分がとても大きいのだそうです。
女性ホルモンによって動脈硬化や肥満を防いでくれているそうです。
また骨も守ってくれているとのこと。
番組では更年期の不調の症状と甲状腺の病気の症状が似ていることも伝えられていました。
症状とはイライラ・意欲の低下・ほてり・むくみなど。
更年期だからと思い込まずに甲状腺の病気がないか検査を受けることも大切ですね。
甲状腺だけでなく別の病気、なかには深刻な病気が隠れている可能性もあるそうです。
怖いですよね。
骨の健康
閉経に伴い骨密度が減ると言われていますよね。
40代くらいから1年に1度は骨密度検査を受けることを進められていました。
また治療中の方が主に受ける骨代謝マーカーという検査があるそうです。
これは骨を壊すスピードを測ってくれる検査だそう。
知りませんでした。
骨代謝マーカーが下がると骨折のリスクが上がるそうです。
私もちょうど今月末骨密度検査の予約をしてあります。
毎年誕生日近くに受けることにしています。
私は昨年までは年齢平均以上の骨密度なので骨代謝マーカーまでは必要ないかも知れませんが、一応尋ねてみようかと思います。
骨を強くするには歩いたり階段の昇り降りなどをコツコツ続けることが大切とか。
私はこの先は平屋で暮らしたいとか思うのですが階段がある暮らしも足腰のためには良いのかも知れませんね。
また有酸素運動よりジャンプするスポーツなどがお勧めだそうです。
脚の骨に重力がかかる運動がよいそう。ダンスとか。
若いころから骨貯金をしておくことが大切。
食事も大切で、骨というとカルシウムと思いますが一番摂った方がほうが良いのはビタミンDだそうです。
ビタミンDがないとカルシウムが骨に効率よく取り込まれないそうです。
なのでビタミンD、次にカルシウム、そしてビタミンKを摂りましょう。
お魚を食べると良いそうですよ。
今日のあさイチは女性必見だと思います。
いえ男性にもぜひ知っていて欲しいですね。
NHK+で見逃し配信で観れますのでぜひご覧になってくださいね。
こちらから⇓
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2023050112966