今朝のあさイチは映えるごはんではなく家庭での日常のご飯を見せてもらうといった特集でした。
お惣菜を買って並べる人、味付け済みのお肉を買って焼くだけみたいな人、冷凍で届く宅配食の人、完全栄養食の食品を食べる人、などなど色んな食事のバリエーション。
また、食事のスタイルもパックや鍋のまま食べたりキッチンで立ったまま食べるなど、食べるということに色々な選択肢が選べる時代になっていることを感じました。
SNSなどで映え料理を披露されているのをよく見かけますが、その一方で器や盛りつけに気をつかい食事の雰囲気を大切にしている人は1998年ごろは28%だったのに2022年には15.4%と減っているそうです。
もう以前のような家族団らんはそこまで求められていないのかも知れませんね。
みんな忙しくて食事の時間もバラバラな事も増えていますしね。
でも一方ではいつも家族で一緒にお鍋を食べていらっしゃる方も。
本当にその家庭のスタイルでいいんですね。
私の印象に残ったのは子育ても介護も終わった60歳代のご夫婦二人の食卓の様子。
5人の子どもさんとご両親の9人家族だった時には大皿に大量のおかずを並べていたり野菜が少なめだったと振り返っておられました。
長い時間キッチンで大量の食事を作っていて彩りどころじゃなかったと。
今は彩りの良い食事を盛りつけにもこだわって並べていらっしゃいました。
手のかかるお料理も出来るようになったそうです。
そして二人で会話をしながらの楽しい食事タイム。
「60歳を過ぎるとボーナストラックという感じ」とおっしゃっていてそれがとても心に残りました。
ステキですよね。
私もそういう人生を望んでいたのにな。
まあ別居中の夫とはもうかなり早い段階でそういう夢を持つことはなくなり、いかに老後に自分のために好きに時間を使えるようになるかを夢見るように変わっていきましたが。
今その老後の年齢にさしかかりどちらも今後も叶わないであろう自分の人生にガッカリ感が半端ないです。
この先も夫の予定や気分に振り回されながら気をつかって生きていく、ということはなくなったので、そういう面では良かったと心から思います。
でも経済的な面はこのまま結婚生活が持続すること前提でしか備えてこなかったので、自分の老後の経済面を考えるとお先真っ暗。
働き続けるしかありません。
しかもまだまだフォローが必要な娘にもモラ夫は成人しているから扶養の義務はないと言っているのでその分も稼がないといけないし、日に日に手がかかるようになっている母の介護もあって時間は限られるし・・・。
食事も元々そんなに料理が好きではないので簡単料理だったのが益々手抜きになっているので、食べるものが身体や心を作ると思ったらもっとどんなものをどう食べるかは考えて行かないといけないなと思いました。
それは必ずしも手の込んだ料理を手作りするということではなく、栄養などのバランスを考えて自分の出来る範囲で調理などの形態を選んで納得して楽しく食べること。
今日のテレビで選択肢がいっぱいあって、みんな自分の生活スタイルに合う食生活をしていることが分かって良かったです。
※ボーナストラックという考え方をAIに聞いてみました
「人生におけるボーナストラック」とは、音楽アルバムのボーナストラックのように、期待していなかった特別な出来事や余分な体験を指す言葉だと考えられます。本来の人生の目的や計画とは別に、予期せず訪れる嬉しい出来事、余分な楽しみ、または追加の人生の喜びを指して使われることが多いです。
たとえば、思わぬ再会や偶然の出会い、予期していなかったチャンスや趣味に没頭できる時間などが「ボーナストラック」と感じられることがあります。これらは、人生の主題とは別に、人生をより豊かにし、楽しみを増やしてくれる要素と言えるでしょう。