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前回の続きです。
前回の記事はこちら。
ウシ夫と私は大勢で遊びに行く仲間たちの連絡係として時々電話で話していました。
ある連絡事項で話していた時のことです。
ウシ夫はこの電話のあと、いつも色んな企画をしてくれる親友君と飲みに行くとのこと。
この時はちょうど連休中で私の友人はみんなで旅行に行ってしまったのですが、私は休みが合わずに行けなくて暇でした。
だから今から飲みに行く...という話に
「いいなあ、私も行きたい」
と言ってしまったのです。
するとウシ夫は一瞬黙ってから
「明日でもいい?」
と言いました。
ははぁ、今日は親友君と二人ではなく他に女の子とか来るんだな、と思ったので
「いいよ、明日でも。」
と答えました。
そして翌日待ち合わせの場所に行くとそこにはウシ夫だけで親友君は居ませんでした。
「?、あれ親友君は?」
と言いそうになってから、あ、もしかして私がウシ夫と二人で飲みに行きたいって言ったと勘違いしたのかな?と思いその言葉は飲み込んで、ま、いいか、とまだ決めていなかったお店を探しに行きました。
その際、私がこんなのが食べられる店がいいなとイメージした店をウシ夫も
「ここは?」
と言ってくる。
メニューを見てこれにしようと心の中で思った同じものを
「俺これにしよ」
と言う、みたいなことが続いて食べ物の志向は似てるんだな、
そして、全く意識していない年下のウシ夫とは色々気を使わずに話せるので楽だな、と感じていました。
それまでの私は女子中、女子高、女子大卒、職場も女性が圧倒的に多いところばかり、趣味もほとんどが女性のメンバー、という環境にいたこともあって男性に慣れず、好意や好感を持った男性には自分の素をさらけ出せなくて大抵話した後はヘトヘトに疲れていました。
そのため、気楽に過ごせるウシ夫とは
「あそこにこんな店があるよ」
「へえ、じゃあ今度そこに行ってみようか」
みたいな感じでちょこちょこ二人で出かけるようになりました。
日ごろの話しぶりからウシ夫には私と同じように会ったりしている女性もたくさんいたりするのかな?と思いましたが、このころ自分は多分この先結婚をすることはないだろうと思い始めていたので、お互いに特定の人がいるわけではないのならボーイフレンドくらいいた方が楽しいだろうとあまり気にせずに友達以上恋人未満の関係を続けていました。
そんな中それを気にしたのは私の親でした。
続きます。