母は人のためにも自分のためにも全力を尽くした人であったと思います。
そのためその後の人生を共に歩むことになったパートナーさんの面倒も見ましたね。
前回の記事⇓
母のパートナーさんは誰もが知る有名私立大を出ていましたが、母と出会った頃は色々と訳アリで無職。
で、自分で仕事(会社)を始めましたがその資金などはおそらく母が出したと思います。
利益は多分お小遣い程度?
一緒に暮らし始めても(母の家で)その人が払うのは新聞代と灯油代。
あとはパートナーさんの車のガソリン代。
母は運転が出来ないのでお抱え運転手のようでw助かってはいたとは思いますが。
なので食費や光熱費等全部母が払ってまあ養ってやっていた感じですかね。
母は賃貸物件を持っていましたので洋裁のほかにその家賃収入があったんですよね。
また何にそんなにお金がいるのかは分かりませんが、数十万円から100万円台の借金をたびたびこさえては、母が払っていました。
母が払えなくなってからは私が払ったこともあります。
とはいえおそらく精神的な支えではあったし、いろんな所へ一緒に行ったりと仲良く過ごしてくれていたので母には必要な人であったし、私も結婚して東京に住んだりしていた時期もあったので、二人で暮らしていることで安心でもありました。
母よりも年下なので母がだんだんと病気などして動きにくくなってもまだ若くて元気で家の事もやってくれたりしました。
特に最近は家で寝たり起きたりの母の傍にいてくれたので、私は夜パートに行くことも出来るようになりました。
なので母亡きあと例えばすぐに家から出て行ってもらうとか、ないがしろにする気はありません。
とはいえ私とは他人です。
これまで母と二人分の年金で暮らしていたのが一人分になっておそらく足らない事が多くなるでしょうが、その分を私は払う事は出来ないのです。
そんな義務もありません。
入院とかしても入院費を払ってあげるなんてできません。
自分と娘の今後の生活費だって足りないと思っているのに・・・。
そこはもう福祉などのお世話になって欲しいわけですよ。
だって仕方ないじゃないですか。
でもその人は友人もみんな同じ有名私立高校、大学の出身者で偉くなってる人がいっぱいいる中自分が例えば公営住宅に住むとか生活保護を受けるとかそういう恥ずかしいこと(私が恥ずかしいと思っているわけではありません)はできないと考えていると思います。
この葬儀の間にもチラッと自分の葬儀の時はこうしてくれと私に話したり、今の家を人に貸して自分は私の家に住まわせてくれとか言ったりしてました。
私はパートナーさんとは他人なので葬儀を出したりするような権限はないと思いますけどね。
それに実の親子や夫婦であったって一緒に暮らすって大変なことも多いのに、無理でしょ、一緒に住むなんて。
何か力になれることがあればするけど、多くを求められてもできない事はできないんですよね。
さてどうしたものか。
母が亡くなってから泣いてばかりいるパートナーさんに私は・・・。
とりあえず当面はこのままかとは思いますけど。
続きはこちら