カサンドラな私の熟年離婚

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ハロウィンで思い出す 渡辺多恵子『ファミリー!』

今夜はハロウィンですね。

 

みなさん、いかが過ごされるのでしょう?

もう、昨日やったよ~って方もいらっしゃるかも知れませんね。

 

私はハロウィンというといつも思い出すのが昔読んだ『ファミリー!』(渡辺多恵子著)

という漫画です。

 

アメリカが舞台の漫画で、読むと楽しくて心が温まる大好きな漫画でした。

 

以下はAmazonからの引用です。

LAのアンダーソン家は総勢5人。人のいいパパにマリア様のようなママ。男が好きな長男のケイに男の子みたいな長女のフィー、おませな次女のトレーシーのなかよし家族だ。ところがそこにパパの隠し子を名のる5歳の天才少年ジョナサンが訪ねてきたから大騒ぎ。ショックで寝込んでしまうパパ、火花を散らすフィーとジョナサン、アンダーソン家はどこへゆく!?恋と友情と家族愛にあふれた傑作長編ホーム・コメディー!

 

 


ファミリー!(1) (フラワーコミックス)

 

どうしてそんなに私が心惹かれたのか。

もちろん作品の素晴らしさもあるのですが、私は小さいころに父を亡くし母は自由奔放なタイプで未亡人としての自分の人生を謳歌している人でした。

 

私も何不自由なく過ごさせてもらい感謝していますが、私には温かい家庭とか仲良し家族とかそういうものはありませんでした。

 

なので余計にこの家族愛にあふれた作品の世界に憧れました。

 

特に私はこのアンダーソン家のママが大好きで、なぜかこんなママが欲しいではなくこんなママになりたいと思ったものです。

ちょっと天然で本当に優しいママ。

 

もう子供の立場でこの家庭を手に入れることはできないので、ママの立場でこんな家庭を持ちたいと思ったのかも知れません。

 

でもその時点で私は天然でもなく、こんなに天使の様な優しさも持ち合わせていなかったので無理なことではあったんですけどね。

 

そして案の定、結婚しても私が夢見た温かい家庭や家族は手に入りませんでした。

2人の子ども達は可愛くて大切でとても愛していますが、子ども達にもそういう温かい家庭を与えてあげられなかったことを申し訳なく思います。

 

   

 

さて、本題に戻りなぜハロウィンにこの作品を思い出すかというと、これを読んだ当時は日本ではまだハロウィンの行事は全然浸透していませんでした。

 

聞いたことくらいはあったのかそれすらよく憶えていませんが、ハロウィンってどんな行事なのかを私が詳しく?知ったのはこの漫画でした。

 

この家族にやってきたパパの隠し子とされるジョナサン。(たしか間違いでした)

でもみんなこの子にやさしいのです。

そしてハロウィンにこの子の仮装する衣装がない。

ママがあるもので大急ぎで作った衣装がなんと「ナス」(野菜の)でした。

 

それが可愛くて可笑しくて、そして暖かくてすごく印象的でした。

 

子ども達が「トリックオアトリート」といいながらお菓子をもらいに回る。

 

何て素敵って思っていました。

 

ああ、読み返したくなったなあ。


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さあ、そしてわが家は今夜はいつものように娘と二人。

以前はちょっぴりハロウィンの飾りつけなどをしたこともありましたが、今年も何もする予定はありません。

 

ていうか、今日は二人ともコロナワクチン4回目をうちに行く予定なので夜は熱が出て寝ているかも知れませんね。

 

どうかみなさまは素敵な夜をお過ごしください。