カサンドラな私の熟年離婚

ここからの人生を穏やかにシンプルに過ごすために

本サイトには商品プロモーションが含まれています

平和を考える 広島、長崎

今朝いつものように朝ドラを見るつもりで8時にテレビをつけると広島平和記念式典の中継が始まりました。

 

そうだ、今日は8月6日だ。

恥ずかしいですが忘れていました。

 

でも平和への気持ちは常々持っているつもりです。

 

そしてテレビ中継の中で流れる色々な方の思いに胸が痛み、平和な世界を望む気持ちが思い起こされました。

 

特に広島市長の言葉は世界中の人に届いて欲しいと思いました。

 

為政者が断固とした決意で対話をするならば危機的な状況を打破できる

また市民(一般人)に対しては

混迷を極めている世界情勢をただ悲観するのではなく希望を胸に心を一つにして行動を起こそう

 

世界中の国のトップの人たちが核を廃絶して世界の平和を目指そうと本気で話し合えば世界は大きく変わるでしょうし、それが簡単にはいかないと分かっていても、私自身もどうせ変わらないだろうと心のどこかで思っていないで何かしらの行動を起こさないといけないのだなと強く思いました。

 

中継中に紹介された83歳の被爆者の男性は15年前から英語を学び、広島を訪れる外国人に英語で話しかけ、希望者には証言を行っているそうです。

 

日本人にだけ話しても戦争はなくならない、海外の人にも話した方がよいとの考えからです。

そしてこう問いかけているそうです。

「Please think with me.

Why do we have to stop war and conflict?

なぜ私たちは戦争・紛争を止めねばならないのでしょうか?

一緒に考えましょう!」

 

ある外国人の方はこう答えていました。

「なぜなら戦争には勝者がいない。

違う地域だけど同じひとつの世界に住んでいるから、この世界を平和な場所にするべきだ。」

 

本当にそうですよね。

こんな風に外国人の方に伝えて考えてもらうために、60代半ば過ぎから英語を学んで行動してらっしゃるのって素晴らしいですね。

 

私に出来ることは何だろう?

 

特別な事は出来ないと思います。

それでもこうして思ったことを記事にしてみるとか、賛同できる署名などに参加するとか、家族や友人と平和について話したりする機会を持つみたいなことはどんどんやりたいと思います。

 

今日本にはたくさんの外国の方が訪れています。

やはりぜひ広島や長崎へ行って原爆資料館など訪ねて欲しいですね。

 

アメリカでは原爆は戦争を終わらせたと今でも学校で教わるそうです。

確かに戦争を終わらせることは必要だったでしょうが、そのために原爆を使ってはいけなかったと私は思います。

 

これは過去にあった悲しい出来事ではなく今も続いていて、これからも新たに起こるかも知れない身近な事だと知ってほしいです。

だから二度と繰り返してはいけないのだと。

 

 

それにしても広島出身の岸田総理の言葉が響いてこないのはなぜだろう?

先入観?

やはり言ってることと、日本が相変わらず核兵器禁止条約に参加すらしないという現実の違いでしょうか。

 

県知事さんも言われていました。

核廃絶に取組むには知的、人的、財政的資源の投下が不十分だと。

片や、核兵器維持増強や戦略構築のために昨年は14兆円超えの資金が投資されているそうです。

その十分の一の資金や数千人の専門家を投入すれば核廃絶も前進するはずだと言われていました。

 

ここは本当に為政者=政治家のみなさんにちゃんと届いて考えて欲しい。

 

今もなお世界では戦争が続いています。

核をはじめとして色々な武器がなくなり世界がひとつになることを願いながら過ごしたいと思います。