カサンドラな私の熟年離婚

ここからの人生を穏やかにシンプルに過ごすために

本サイトには商品プロモーションが含まれています

事故現場に手向けられた花

わが家の近所にT字路があります。

 

Tの縦棒に当たる道路から進んできた車が右左折する際に「止まれ」で止まらずに横断歩道上まで来てから前方の道路状況を確認することがとても多いです。

 

建物があって見通しが悪いのでそこまで行かないとちゃんと見えないというのは分かります。

片側1車線ずつの幅の狭い道路だから大したことないと思ったりもするのだと思います。

 

ですが横棒方向の横断歩道を歩行者として渡る時は、いきなり車がバッと目の前に現れるのでビックリします。

ですから歩道を歩いてそのまま横断歩道に侵入しないで必ず車が来ていないか確認してから渡ります。

まあ、当たり前なんですけどね。

自転車ならなおさらです。

絶対にそこで一旦自転車をとめて確認してから再び漕ぎ出します。

 

子ども達にも口を酸っぱくして言っています。

  

そのT字路そばにある電柱に2ヶ月くらい前から花束が2つくくり付けてあります。

 

それから推測すると死亡事故がおこったのでしょうか。

 

きっと関係者の方が花を手向けられたのでしょう。

被害者?に思いをはせて現場に飾られたのでしょう。

その方は自分の気持ちをこうして表せてそれに関しては満足されたことでしょう。

 

ですが今はその2つの花束は花は枯れはて、包装のセロファンや不織布はボロボロになっています。

 

それを見るたびに心が痛みます。

 

その花を手向けられた方、またはその家族の方はこの枯れた花束をみて嬉しいでしょうか?

 

献花台などが設けられているようなところならその後それらの捧げものを片づける方がいると思います。

 

ですが個人の気持ちとして花を手向けた場合は誰がその枯れてしまった花束を片づけるのでしょう?

 

その近くに住んでいる方?

ゴミ収集の職員?

 

いつのタイミングで?

 

おそらくそのT字路そばに住む方も気になって片づけた方がよいだろうか、などと思っておられるのではないでしょうか。

私も数十メートル離れているとはいえ気になりますから。

 

でも勝手に片していいの?って思って簡単にはできませんよね。

 

切り花で作られた花束です。

数日で花は枯れます。

 

やはりこれは花を手向けた方が適当な時期に回収に来られるべきなのではないかと私は思います。

 

 

 

実は徒歩10分ほどの駅のそばにも毎年ある時期になると花が手向けられる場所があります。

もう私が気付いてからも15年くらいは経っているでしょうか。

 

毎日通る場所ではないのでそれがどうなるのかはよく知りませんが、多少枯れてきた状態のものまでは見たことがありますが、枯れたものがいつまでも飾られていることはありません。

 

きっと一定期間経ったら回収されているのではないかと思います。

 

ですからこれまで飾られていることには気付いていても片されることまでは考えていませんでした。

 

 

 

こんなこと記事にするのはどうなのか?

手向けた方の気持ちを否定しないか?

余計な事では?

 

とも思いましたが、もし自分が被害に遭われた方に花などを手向けるとしたらそこまで考えなくては…とこのところずっと思っていましたので書かせていただきました。

 

みなさんも考えてみてくださると幸いです。