カサンドラな私の熟年離婚

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看護師さんには大変お世話になりましたが、中には・・・

入院中の記事の続きです。

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今回も治療に関する表現が苦手な方はスルーしてくださいね。

 

水曜日にドレーンが外れ、これで歩く時に首から下げていた背中の痛み止めボトルも、ドレーンからつながる液体の入ったボックス二つもなしで点滴台だけ押して歩けばよい体になりました。

 

看護師さんからは「今日からシャワー出来ますけど、どうしますか?」

 

そう、手術後は体やおしもを拭いてもらっていましたが、もうずっと体は洗ってはいません。

 

でも、さっきドレーン抜いたばかりでおなかにはまだ新しい穴があるのに?

シャワーかけて大丈夫って言われたけど怖すぎ!

 

「まだ、やめときます。でも頭はちょっと気になってるんですよね」

「じゃあシャンプーだけします?」

「できるんですか?」

「前かがみになってもらう感じになりますけど」

「お願いします」

 

もう頭はずっと洗えていないし、毎日汗をびっしょりかくことでバリバリになってて自分でもニオイも気になる感じ。

やっと洗える!

 

「おしももシャワーでキレイにしましょう」

 

そう、おしもは毎日ベッドの上で看護師さんが石鹸?泡を立てて洗ってくれていました。

尿のチューブがつながっているので感染防止のためだそうです。

 

で、看護師さんと一緒にシャワールームへ。

点滴を一時的に外して(チューブの途中で)そこに何かしらの処置をしてフタをし、点滴のルート全体をフワフワの不織布みたいなので覆って防水シートでカバーされました。

 

そこで言われたのが

「一人で出来ると思うので終わったら呼んでください」

 

え?一緒に洗ってくれるんじゃないの?

 

シャワー室には普通のシャワーのスペースのほか美容室にあるシャンプー台みたいなのや大きな洗面台みたいなのもあります。

 

「どこで?」

「そのシャワーのところでいいですよ」

「水がかかっても大丈夫ですか?」

「尿の袋にはかけないようにしてください」

 

そう言って、看護師さんは行ってしまいました。

 

さて病衣を脱ぎ、紙パンツを脱ごうと思いましたが、左腿に尿のチューブが貼り付けてありチューブのその先は尿の溜まった袋。(結構大きい)

 

脱げないじゃん!

 

あ、そうかこれは捨てるやつだから破ればいいんだ。

 

子どものオムツパンツと違って結構力がいりましたが左側は破って脱ぐことが出来ました。

 

さあ、シャワー。

点滴台も一緒にシャワーの横へ。

 

まだ体にはかけずに頭だけ洗うにはシャワーヘッドはこちらに向けず、横向きにして頭を水流に突き出すようにして洗えば何とかなるか・・・。

 

とはいえ、まだ立つことも不安定な私、さっさと終わらせたい。

点滴のルートにカバーするだけでも結構な時間立っていたしね。

 

でも、1週間近く洗っていない頭はお湯をはじきワンシャンだけでは泡立ちません。

仕方なくツーシャン目もゴシゴシ。

とりあえず、これでOK。

 

おしもはどうすれば?

ベッドでは刺激がなくすぐに洗い落とせる泡で洗ってるみたいだけど、この普通のボディソープで洗っていいの?

分からない。

そこでとにかくたっぷりシャワーをかけるだけにしました。

 

そして脱衣所に戻り、体を拭いて鏡に映ったおなかをメガネをかけた状態で初めて見ました。(ド近眼)

 

「縦やん」

 

切った傷はおなかの上部に横に切られていることを想像していましたが、しっかり縦に約10㎝くらい切られた跡があります。

みぞおちの左側ちょっと下あたりからおへその横くらいまで。

上から薄い白いテープが貼ってあります。

 

あとは数か所腹腔鏡の穴にも薄い白いテープ。

 

これは自分で剝がさないように言われています。

無理に剥がすとかさぶたが取れたりするから、自然に取れるまで貼ったままにと。

 

そして今日外したドレーンの穴は外すときに、その感触からおなかの真ん中左寄りあたりに横に並んでいるのを想像したのですが、1個はおなかの左下。

あと1つはそれよりも上でややおへそよりの位置でした。

そしてその二つは少し厚めの白いテープ(絆創膏)が貼られていました。

 

目で見ない自分の感触ってあてにならないもんだなと思いました。

 

で、いざ新しい紙パンツを履こうと思ったら脱ぐときは破れば良かったけどどうやって履くのよ?って。

 

なので、病衣の上だけを羽織って、呼び出しボタンで看護師さんを呼びます。

 

「どうやって履けば?」と聞くと少し水しぶきのかかっていた尿の袋を拭きながら点滴台から外し、パンツの左穴に通してくれました。

「ズボンは?」

こっちは通すと大変なのでチューブはウエストから出すとのこと。

 

そうか最初からそうなっていたなと初めて気づく感じ。

 

なんかこの看護師さん、可愛い顔して丁寧にしゃべるけど説明とかちゃんとしてくれなくて親切じゃない。

 

点滴もまたチューブをつなぎ直して元通りにしてくれましたが、手の甲でチューブを留めるテープがさっき外したものを貼っただけだったので、病室に帰る途中でどこかに行ってしまい、ナースステーションに寄って「ここ外れちゃいました」とさっきの看護師さんに言うと、めんどくさそうに貼り直してくれました。

 

毎日、いろんな看護師さんが交代でやってきてどなたも感じよく、そして看護師さんってすごいお仕事だなとつくづく感じていたのですが、表面上はそうでもないのにちょっと不親切で雑な感じのこの方は苦手な印象を持ってしまいました。

この後も色々あったので…。

 

続きます。