ご訪問いただきありがとうございます。
ウシ夫と暮らしていて何度もこの人にとって家族ってなんだろうと思うことがありました。
そんな出来事をこれからいくつかご紹介していこうと思います。
初めての方はよかったらこちらからご覧ください。
⇒ https://hoshico2525.com/entry/self-introduction
仲の良い家族
ウシ夫の家族は仲が良いです。
ウシ夫の家族・・・ってウシ夫の両親と姉家族のことです。
これまでの記事にも書いているようにウシ夫は大事なことは全部義実家と決めます。
私にもその後相談してくれますが、実は相談ではなく事後報告に近いです。
「こうしようと思てるんやけどどう思う?」
私が反対しないことは知っているので一応相談したというていにしているだけだと感じます。
本人的にはそんなことは意識していないのかも知れません。
私と子ども達のことも家族と思っていると思います。
でも、それは自分の元の家族があった上で、その自分にとって実質的な自分の身の回りの世話をしてもらうための妻、子どものいる父親であるという世間体的な事のためのアイテムとしての家族といった感じに思えます。
自分にとって有益かどうか。
私たちにもそれぞれの想いや都合などがあるということを想像することができていないと思います。
そしてそれをハッキリと口にしたことがありました。
家族水入らずの旅行
それは元の家族である義両親と義姉との4人で旅行に行きたいと言った時の話です。
長きにわたり高度経済成長期を企業戦士として、またその後取締役として会社を支え業界でも大きな働きをしてきた義父は、家族とゆっくりと旅行などに行く機会がほとんどなかったようです。
定年後も相談役などとして仕事を続けていましたが、それらからも退きやっとゆっくりとした時間が持てるようになりました。
私たちの結婚式やそれ以外にも義姉家族と我が家も一緒に旅行したことはありましたが、元の4人での旅行の思い出がないので4人で旅行に行きたいとの話でした。
まだまだ元気でしたが前回に記事に書いたようにガンの宣告もうけていました。
そのためここから2年くらいの間にハワイ、北海道、東京近辺など4人で旅行に出かけていました。
それはいいのです。
そうしたい義父の気持ち、義母や義姉、ウシ夫の気持ちも分かります。
でもその度に
「家族水入らずで行きたい」
「家族水入らずやから…」
などやたらと
家族水入らず
という単語が出ます。
それってまぁ単に私が言葉尻をとらえているだけとも言えるかもしれませんが、いつもこの言葉を投げかけられると、じゃあ私たちは何なのだろうとか、私たちは水なのか、やはり根底はウシ夫にとっての自分の家族は元の4人なのだろうなと思わざるを得ませんでした。
終わりに
ある意味だれでもそうなのかも知れません。
私も母だけしかいませんがそこはいつまでも家族という気持ちはあります。
でも新しく築いた家庭もだんだんとかけがえのない家族になっていくのではないでしょうか。
それが感じられない。
それどころかこの後もどんどん私たちより元の家族との繋がりが強くなっていくように感じています。
次は私の方の親戚との付き合いで感じた家族とはについて書きたいと思います。