カサンドラな私の熟年離婚

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心残り -母の見送り-

先日母を亡くしました。

いよいよ考えないといけないこともたくさんあるし、私自身の気持ちの整理や備忘録として、これから母のことを色々と書いていきたいと考えています。

 

お付き合いいただけると嬉しいです。

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今回の母の入院は細菌性の肺炎。

 

元々呼吸器疾患がありちょくちょく軽い肺の炎症を起こして微熱が出たりしていました。

でもその部位とは違うところで細菌によるものと思われる肺炎を起こしたのです。

 

とはいえ入院して抗生剤を投与されると熱もすぐに下がり炎症も順調に治まってきました。

入院から2週間程度で退院の予定で、退院日も決まっていたのに直前にぶり返してしまい退院は延期へ。

 

また昼夜逆転しており昼間は起こしても起こしても寝てしまうそうで食事があまり摂れなかったようです。

 

そして認知症があるため酸素マスクをすぐに取ってしまう。

そうすると血中酸素濃度が下がってしまうんですね。

 

そのため安定剤などを使って夜寝れるようにする。

でもそうすると夜中に自分で痰を出すことが出来ずに炎症が広がる。

体力は落ちる、と悪循環に陥っていました。

 

とはいえ、すぐにどうこうという状況ではなかったようです。

私と母のパートナーさんが前日に面会に行った時にはお風呂に入っており、呼吸は苦しそうではあったものの、なにやら喋ったり帰り際には手を振ったりしていました。

 

母の入院していた病院ではまだ面会は予約制で、週に1回2名までとなっていました。

 

なのでちょうど面会したばかりだったのは良かったなと思っています。

 

でも、やはり看護師さんも忙しいので呼ばないと来てくれない。

そして手はマスクや点滴を勝手に外さないように固定されているので、私たちがいるときも痰を出したいというけどどうしていいか分からず看護師さんを呼びましたが、看護師さんはそうは見えないと言い母に「痰がでてますか?」と聞くと母は首を横にふる。

 

口呼吸なので口や喉が渇いているようだけど、看護師さんが来てくれた時しか飲めない。

 

付添いが出来る環境ならもっと心地よくしてあげられるのになってチラッと思いました。

 

そして担当医もまだそこまで緊迫していないと思われたようで、モニターも付けられていませんでした。

 

そのため亡くなった当日も看護師さんが2時間ほど前に見回った時には普段通りで、次に行った時には呼吸が止まっていたということでした。

 

連絡があってすぐに駆け付け、私とパートナーさんが着いたところで死亡の確認を当直医(土曜日だったため)にしてもらい、その時刻が死亡ということになりましたが、実際には一人きりで逝かせてしまいました。

 

そこだけはどうにも心残りです。

 

 

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