カサンドラな私の熟年離婚

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ジェネリックと先発医薬品にまつわる10月からの変更-あさイチ11/13

今朝(2024.11.13)放送のあさイチでジェネリック医薬品があるのに先発医薬品を希望した場合の変更について取り上げられていました。

 

番組でアンケートを取ったところ多くの人がこの変更を知らないという結果になっていました。

 

私は実はこれ知っていました。

 

なにしろ自分の分、母の分、持病のある娘の分と月に何度も調剤薬局に行きますからね。

薬局にこのお知らせが貼ってあるのをお薬待っている間に読んで知りました。

 

厚生労働省のHPにも掲載されているのでリンクを貼りますね。⇓

https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001282666.pdf

 

どういうことかというと

元々先発薬とジェネリックでは薬価が違うので先発薬が高かったですよね。

 

ジェネリックが推進されるようになり始めのころは先発薬の方が安心な気がして先発でお願いしたりしましたが、今は安い方が助かるのでジェネリックを処方してもらっています。

 

これまでは先発薬を希望した場合はその薬価分の3割などご自分の負担割合分だけ払えば良かったのですが、10月からはジェネリックと先発薬の差額の1/4を追加で払わないといけません。

 

お子さんの小児の医療証などでこれまで負担が無かった人もその1/4は自己負担になるそうです。

 

うちの娘(成人している)は持病があって続けて飲まないといけないお薬があります。

 

その娘がかかっていた病院が最近閉院し、違う病院に変わりました。

その近くの調剤薬局で娘が飲んでいる薬があるか聞いたところ先発薬しかないそうです。

 

その場合は自分で希望したわけではないので1/4は払わなくてもいいのですが、とはいえお薬代は高くなるので遠くてもジェネリックのある薬局まで行こうと思います。

 

 

国は医療費削減のためにジェネリック医薬品を推奨しているわけですが、私は一つだけ気になることがあります。

 

身内にいわゆる先発薬を作っている製薬会社に勤めている人がいるのですが、お薬を作って世に出すまでには長い時間と凄いお金がかかるわけですよね。

それで結果承認されないなんてこともあるんです。

 

先発薬は最初の数年はジェネリックを作れないようになっているとはいえ、売り上げが減ったら新しい薬を開発する余力が減って、安全で有効な薬や患者さんが少ない病気に対する薬を作ったりできなくなるんじゃないのかな?ってこと。

 

まあ私が心配したって仕方ないけれど。

 

でも、ジェネリック推進するためとはいえ、また私達国民の負担が増えることにはモヤモヤします。

とくに薬なんて別に贅沢品でもなんでもなく必要なものなのにね。

 

マイナンバーカードといい国が推奨のために行う方法がなんかイヤです。