カサンドラな私の熟年離婚

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泣きたいのに泣けない

泣きたいのに泣けない

 

いつごろからそうだったのか?

 

以前はほんのちょっとのことでも目頭が熱くなり涙がながれたりなんてことはしょっちゅうでした。

 

高校野球の開会式をみただけでも泣けてきたりするくらい・・・(笑)

閉会式じゃなくてですよ(≧▽≦)

 

「はじめてのおつかい」というテレビ番組も涙ながらに見たりしたものでした。

 

でもよく考えたらもう何年もちゃんと泣いてない気がしました。

 

テレビ番組とかでも、みんなが泣いた~なんて言ってるところも悲し気な気持ちにはなっても涙は出ない。

 

なんでだろう?

なんとなく気持ちを動かさないようにセーブしている自分がいるような気がします。

 

そういえば、小さい頃も人前で泣くことはあまりなかったかも知れない。

6歳のころに父が亡くなり、周りから「しっかりしてるね」と言われること、期待されることに応えないとと頑張っていたかもしれません。

 

我慢できない時は布団の中で声を出さないように泣いていました。

 

その時の感じを思い出していました。

 

なので昨年末に母が亡くなった時も、自分でもっと泣いても良いのにと思ったけれどさほど涙は出ず、葬儀や手続きに忙しく動き回っていました。

 

その後も母にお線香をあげてもどこかまだ実感がないような・・・。

 

愛犬が亡くなった時も、もっとダメージを受けて大泣きするのではと思ったのに、じんわりと泣く程度。

 

なぜ?

 

やはりモラ夫のことをずっと我慢してきたうえに離婚を言い渡され、経済的な不安をかかえたり、

自立までたどり着けるかどうかわからない娘のことを案じたり、

母のこと母のパートナーのこと、

家や土地のこと、

犬のこと自分の病気のこと

など常に頭が忙しい状態だからなのかなって。

 

でも最近ようやく気持ちが動き始めている気がします。

 

理由はよく分かりません。

 

ただ最近フッと「もうそんなに頑張らなくてもいいや」みたいな気持ちになったことがありました。

 

そのあたりからでしょうか、犬のことを思い出しては涙が流れ、母を思っては悲しくなったりするようになってきました。

 

自分の命に限りがあるかもと思ったからかなあ?

 

これから離婚のことも進むことになると思われます。

相手主導で残念な結果にはなりそうだけど。

 

その前に私はまた検査にもトライしないといけないしね。

 

ケセラセラ。

なるようになるでしょう。

 

せっかくなので思いきり泣ける映画がみたいかな。

今なら大泣きしながら見れるような気がします。