
10月24日(金)放送のあさイチはプレミアムトークのゲストが「ばけばけ」の銀次郎役で出演された寛一郎さんでした。(お父さんの佐藤浩市さん昔から好きです)
その「ばけばけ」にちなんでか、その後の特選エンタのコーナーで紹介されたのはおばけの本4冊。
どれもとても気になってしまいましたのでご紹介します。
紹介してくださったのは「いか文庫」としてネット上でお勧め書籍を紹介している書店員の粕川ゆきさん。
小泉八雲の妖怪図鑑
最初に紹介されたのは、ばけばけのモデルでもある小泉八雲によってまとめられた妖怪の話が載っている「小泉八雲の妖怪図鑑」。監修はひ孫の小泉凡さん。
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昔から日本で口頭で伝えられていた話から外国人である小泉八雲(ラフカディオハーン)が再話という形で「雪女」や「耳なし芳一」「ろくろ首」などのお話として広まったということで、そのことに関する話や八雲が直々に描いた妖怪の絵などもあり読み応えありそうです。
これ1冊読んでいると今期の朝ドラ「ばけばけ」がより楽しめそうですね。
ときめく妖怪図鑑
2冊目は「ときめく妖怪図鑑」。
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これはもう一目見てイラストが可愛い!
1冊目とおなじく「図鑑」ですが、イラスト満載のようで読みやすそうです。
特に妖怪型録部分の妖怪の絵が色調もキレイで楽しい。
アマゾンなどのサンプルでぜひ見て欲しいです。
あさイチでは「ばけばけ」のおトキちゃんの好きな「小豆研ぎ」(あずきあらい)のページが紹介されていましたが、ホント怖く無くて可愛い感じ。
姿を見た人はいない、典型的な音の妖怪とのこと。
そして、妖怪ごとに「大きさ・出没地・怖さのランク」が載っていて「小豆研ぎ」は
- 大きさ 人間ぐらい?
- 出没地 全国各地
- 怖さ ★☆☆☆☆(星一つ)
となっていたので、スタジオでは「そういうおじさんじゃないか説」、妖怪じゃなく人間のおじさん?と笑いが出ていました。
他にも山で叫んで返ってくるやまびこも「山彦」という妖怪として紹介されていました。
- 大きさ 不明
- 出没地 世界各国
- 怖さ ☆☆☆☆☆(ゼロ)
で、イラストの横に「たまには違う言葉を返してみたい」と書かれていたりとちょっとユニークですよね。
また妖怪に会いに行くというサブテーマのもと、水木しげるロードなど全国各地の名所のガイドブック的なページもあるそうです。
いるのいないの
次に紹介されたのは怖い絵本「いるのいないの」。
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作者は京極夏彦さん、絵は町田尚子さん。
京極さんはミステリー小説や怪談、妖怪などをテーマにした作品を多く手掛けている方。
町田さんは猫のイラストや絵本で有名ですが、妖怪やホラーもたくさん手掛けているとか。
「最後のページ」が肝のようです。
番組では途中まで朗読され最後のページは分かりませんでしたが、ゲストの寛一郎さんが最後までご覧になったそうで、「ギャー」の衝撃ラストページだったそうです。
気になる。
おばけのこ
最後4冊目は外国(フィンランド)の本「おばけのこ」。
作者はテルヒ・エーケボムさん。
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文字が少なく絵がコマ送りのような感じで進んで行くちょっと厚みのある本です。
悲しい過去を持つ女性(絵の中に幼い子どもを亡くしたというのがうかがい知れる)の元に現れたこどものおばけ。
このおばけがかわいいんですね。
このおばけと暮らすようになった女性は少しずつ癒されていくようになったそう。
そして夜中にどこからか聞こえるうめき声が気になり二人は森の中へ・・・。
というところまで紹介されました。
絵が紺色の世界で進んで行くので陶器のようだと表現されていました。
今回どれもとても気になりましが、昨今本も高いのでね、全部は無理ですね~。
個人的には「ときめく妖怪図鑑」特に気になります。
妖怪なのに「ときめく」ってどんな感じ~?(笑)