カサンドラな私の熟年離婚

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俺ほど家の事を手伝っとるやつはおらん

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こちらの記事の続きです。

過去記事となります。 ⇓

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初めての子どもが生まれ、ウシ夫はちょうど連休だった週末をはさみ前後に休みを取って私の実家のある地元に来ました。

 

息子が生後3日目のことです。

 

ウシ夫が初めて病院にやって来たとき私は先生の診察に呼ばれていて、すぐに終わるとのことで赤ちゃんは病室に置いたままでした。

 

病室に戻るとなんとウシ夫が赤ちゃんのおむつを開いておむつ替えをしようと?していました。

産後初対面です。

 

私の顔を見て

「ぐずってたからおむつ汚れとんかなと思って」

と言いました。

 

チャレンジャーですね。

初対面で一度も替えたことがないおむつを一人で替えようとするなんて。

 

しかも練習などもしてないのでどうやったらいいのかもわからずただおむつの前を開いてじっとしていました。

 

新生児なのに冷えるじゃん!

 

とまあこんなご対面をした二人でした。

退院して初めての沐浴も特に怖がりもせずこなし、この後子どものお風呂は下の子が幼稚園に入るころまで、基本的にはずっと続けてくれました。

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これは本当にありがたいことでした。

ウシ夫の帰宅は大体9時前後で、帰宅したらすぐに待っていた子どもたちのためにお風呂です。

お風呂から上がるとご飯を食べて、その間に子どもたちは寝るので(なかなか寝ない日も多かったけど)その後はだいたいパソコンのゲームをして遊んでいました。

 

たまに子どもたちが

「パパ、絵本呼んで。」

と絵本を持って来ても

「しょうぼうじどうしゃじぷたー、お~し~まい」

とか言って、題名だけ読んで閉じてしまうみたいな感じなので、子どももだんだんパパは絵本は呼んでくれないと学習していました。

 

朝は子ども達が起きる前に出勤するので、平日に子どもと触れ合えるのはお風呂だけなので、楽しみでもあるのかなと勝手に思っていたのですが、ある日突然ウシ夫がキレました。

 

「毎日毎日風呂に入れるのがどんだけ大変やと思ってるんや!風呂ぐらい一人でゆっくり入りたいわ!」

 

「そうなんだ、ごめん。子どもたちも楽しそうに入ってるから大変でも楽しみでもあるのかと思ってた。明日からは私が入れるから一人で入って。」

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そうは言ったものの心の中ではちょっとムッとしていました。

 

だってウシ夫は最初に一人で入って身体や頭を洗い、湯船に浸かったら子どもたちが来る。

それを洗ってやり、また湯船に浸からせて数を数えて温まったら私を呼んで子どもたちを出す。

そして自分もお風呂から出てパジャマに着替える。

そういう流れですよね。

 

月に2~3回ウシ夫が飲み会でいない時は私が一人で入れていました。

 

その時はワンオペママさんならご存知の通り、まずは自分が裸になり子どもの服を脱がせる。

そのまままず子どもを洗い、湯船にいれるか床の赤ちゃん椅子などに座らせる。

自分の身体を洗うけど、子どもが溺れたり床でひっくり返って頭を打ったりすると大変なので、目をつぶらないといけない洗顔やシャンプーなんて時間をかけてやってられない。

大急ぎでササっとすませるからたいしてキレイにはならない。

そして自分は裸で濡れたまま、子どもを拭いて服を着せる。

大急ぎで自分も服を着る。

 

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ある程度大きくなってくるとそこまでではないにしても、私が一人で入れる方がずっと負担は大きいわけで、そこをやってもらえて助かっていたけれど、これからはそこも私がやって帰って来たウシ夫のご飯を温めなおして出す。

ウシ夫が食べている間に子どもを寝かしつける。

その後起きてダイニングに戻り、鍋や食器を洗う。

 

こうなることが予想できるのですから気持ちよく、今までありがとう、もういいよ、みたいな気持ちにはなれませんでした。

 

ウシ夫は

「会社で色んな奴に聞いても俺ほど家の事手伝っとるやつはおらんで。」

とも言っていました。

 

はぁ、どんだけ同じような人と付き合ってるんや。

 

ウシ夫がやってることと言えば、ゴミ袋に入っている可燃ごみを朝出勤のついでに建物の門のところに出す。(他の分別ごみは出来ない。)

子どものお風呂。

ごくたまに石油ファンヒーターの灯油が切れた時に入れる。

ごくたまにお布団を敷く前の掃除機かけを四角いところを丸く掃く感じでやる。

二人目妊娠中の上の子の歯磨きの仕上げ磨き。

う~ん、他にもあるかなあ?

程度。

 

これが俺が一番やってる、なんだ。

 

そんな風に思ってはいけない、これらをやってくれるだけでも感謝しなきゃ、と思っても不満ばかりが募ってしまう自分に嫌気がさし、ウシ夫といる時の自分がどんどん嫌いになっていきました

 

自分がこんな嫌な奴だとは知らなかったみたいなことをよく思うようになっていきました。