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二人目の子どもを妊娠中の出来事の続きです。
ウシ夫の実家に帰省した時の話になります。
出かける前に意を決してウシ夫にお願いしていたことがありました。
ですがウシ夫は・・・。
前回の記事はこちら ⇓
初めての方はよかったらこちらからご覧ください。
⇒ https://hoshico2525.com/entry/self-introduction
帰省の行程と持ち物の担当
二人目妊娠中のいつ頃だったかは忘れてしまいましたが、ウシ夫の実家に帰省する事がありました。
3歳になったばかりのコウを連れて3人での帰省です。
行程は地下鉄で東京駅へ行き、そこから新幹線で新大阪。
新大阪でJR在来線へ乗り換え実家最寄り駅へ。
駅からは直通のバスなどがないため今回はタクシーで実家へ向かいます。
年に少なくとも2~3回はこうした帰省をしていましたが、その際ウシ夫はコウのベビーカーを階段で運ぶためにいつもベビーカーを押す担当。
私が家族分の着替えの入った旅行カバンを持ちます。
最近はキャリーバッグに荷物をいれるのが普通になっていますが、まだそのころはボストンバッグを手で持つか肩から下げるのが一般的でした。
その旅行カバンとコウの物が入ったママバッグ、自分のバッグの最低3つを私が持ちます。
お土産もあったかも。
確かに階段でベビーカーを運んでもらうのは助かりますが、それ以外のところははっきり言ってベビーカーを押すだけの方が楽です。
普段の買い物などでもそうなのでウシ夫は何とも思ってなさそうでしたが、女性が旅行バッグをずっと持つのは結構大変なのです。
でもいつもベビーカー押しながらどんどん先に行ってしまうし、機嫌を損ねるのが嫌で言い出せず私が重い荷物を運んでいました。
さすがにこの時はコウも3歳になっていたのでベビーカー無しで、私も妊娠中だったのでもしかしたら荷物は持ってくれたかも知れませんが、はっきりとは覚えていません。
お腹の張り
ただこんな感じでいつも早歩きでどんどん行ってしまうウシ夫に帰省前にお願いをしました。
それは私は妊娠初期からお腹が張りやすく、それは最初の妊娠の時も中期・後期まで続きました。
早く歩いたりするのは大変なのでゆっくり行きたいし、乗り換えのたびに少し休憩を入れて欲しいということ。
お腹が張るというのはご存じない方もいらっしゃるかもしれないので説明すると、子宮が収縮した状態のことです。
原因は様々で疲れや冷え、ストレスなど、人によって違うし感じ方も人それぞれのようです。
出産のときの陣痛もこの子宮の収縮によっておこり、赤ちゃんは外に押し出されます。
私の場合は例えば料理や食器洗いなどでずっと立っている時や、買い物で歩き回って荷物を持って帰ってるくなどの途中で、ギュ~ッとお腹硬くなって外から触ってもここに子宮があるってわかるくらいその辺りはカチカチになります。
気持ち的にも心配になるし、痛いという程ではないけれどシンドイ感じになります。
妊婦検診の時に相談すると特に心配なものではないけれど、回数が多かったり長時間続くのは良くないので、お腹が張ったらしばらく静かにしてやわらげましょうみたいな話でした。
実際、お腹が張って硬くなっても座ったり横になって休んでいると緩んできます。
自宅から義実家まで
東京駅では新幹線に乗る前にベンチに座っていたことで、地下鉄や歩きでちょっと張り気味な感じも緩くなり大丈夫な感じでした。
新幹線ではずっと座っているわけですが、そのスピード感や揺れ、遠心力?を体でバランス取るみたいな時にグ~ッと張っては緩むを繰り返していました。
なので新大阪に着いたら喫茶店かなにかゆっくりできるところで少し休ませて欲しいと降りる前にウシ夫にお願いしました。
ウシ夫は
「いいで」
と言っていましたが、新大阪に着くと在来線の案内で実家の最寄り駅に行くのにちょうど良い電車が近づいているのを見て
「あれを逃すと次は各駅停車とかになるし、さっと行こうや。休憩は駅に着いたらすればいいやん。」
と言って急ぎ足で乗り換えのホームに向います。
私は便利な電車じゃなくてもいいから休ませて欲しかったのにどんどん行ってしまいます。
一生懸命追いかけました。
すでに結構長い時間張りが続いていました。
電車に飛び乗り、たしか座れたように思いますが、それでも電車の揺れはお腹をゆっくり緩めてくれる感じではありませんでした。
約40分ほど電車に揺られ、ようやく最寄り駅に到着。
飲食店街がある駅です。
私は早くゆっくりしたかった。
でもウシ夫はこういいました。
「こんなところでゆっくりするよりもう家まですぐやし、はよ行って家でゆっくりしようや。その方が楽やん。」
いやいや、実家について私がゆっくりできると思ってるのかよ!って思いましたが、ウシ夫はどんどん歩いてタクシー乗り場に行ってしまいました。
追いかけるしかありません。
結局、一度も休憩なしに義実家に到着。
義母は
「お茶でもいれようか。ほしこさんゆっくりしてええで。」
と言ってくれますが、座っているわけにはいきません。
湯呑を出したり運んだり、またコウが遊び始める準備をしないといけません。
ウシ夫は着くなりリビング横の和室に寝っ転がって大イビキで寝ていました。
私はその後荷物の整理をしてくるとかこつけて二階の自分たちの使う部屋に行きほんの少しの間横になりました。
思うこと
こういう恨みはずっと忘れないのです。
前後の詳細を忘れてもこういう出来事は一生許さんと思って記憶に深く深く刻まれてしまうものです。
妊娠中の妻をいたわる旦那様が増えることを切に願います。
このウシ夫とは裏腹に全く逆の行動をしてくれるのが息子のコウです。
次回はこのコウのエピソードをご紹介したいと思います。