カサンドラな私の熟年離婚

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モラ夫の会社の人たちが新築祝いにやってきた

この記事にあるように我が家の夢のマイホームは不備が多くて残念なこともありましたが、大部分は色々と考えて取り入れたもので、やはり出来上がって住めるようになると嬉しかったです。⇓

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新築祝い

 

家が出来上がり親戚や友人が家にやってきて祝ってくれました。

 

ウシ夫も友人のほかに会社の人たちも呼びたいと言い出しました。

 

ウシ夫は会社の人たちを十数人家に呼ぶので食事の支度をするようにと言いました。

 

「お寿司でも頼もうか」

と提案しましたが、ウシ夫は

「そんなの頼んだりせずに家で作ってくれ」

と言います。

 

「ではお鍋はどう?」

「そんなのじゃなくて刺身とか唐揚げとかサラダとか煮物とか次々出すようにしてよ」

・・・。

 

   

   

 

居酒屋みたいなのをイメージしているようですが、私一人で十数人分の食べ物を次々作って出すなんてちょっと無理でしょ…。

 

料理などしたことがないウシ夫にはそんなことは分からないようです。

 

近所に住む私の母と母の妹である叔母に手伝いに来てもらうことにしました。

 

会社の人たちがやってきた

 

ある平日の夜、仕事が終わってから会社の人たちが我が家へやってきました。

その日はあいにくの雨でした。

 

1階の和室とリビングとダイニングにテーブルや椅子を並べ、キッチンで作った食べ物を次々と運びます。

 

お酒も進んでいました。

 

   

 

一通り食べ終わり落ち着いたころ、家の中を案内し始めたウシ夫。

 

私は1階の部屋や水回りなどは見られると思っていました。

あとはリビングが吹き抜けになっているので階段を上がって2階の各部屋に入る前の少し広めのスペースは案内すると思っていました。

他の友人たちが来た時もそんな感じでしたから。

 

我が家の2階にある主寝室は通り抜けたその奥に書斎と称する小部屋を作っていました。

ウシ夫の希望で自分の場所が欲しいというので。

 

そしてベッドもそこに置きたいと。

私も結婚以来ウシ夫のイビキでぐっすり眠れたことがなかったので、薄い間仕切りでも仕切られて寝られるのは願ったり叶ったりでした。

 

そして主寝室の方は当時まだ子ども達も小さかったので、私と子ども達と三人で寝ていました。

 

寝室にまで人を入れるモラ夫

 

そんな完全にプライベートな部屋はごく近い親戚などには出来上がってすぐに見せましたが、それ以外の人には見せていません。

 

だけど「立派なお家ですね」などど会社の人たちに褒められてすっかりいい気分になったウシ夫は、自分の書斎を見せようとみんなを引き連れて主寝室に入っていきました。

 

   

私はびっくり仰天。

だってその日は雨なので主寝室には夜になっても部屋干しした洗濯物がかかったままでしたから。

それ以外も部屋に入られると思ってなかったので子ども達のパジャマなどが脱ぎ捨てられたままだったり、雑然としていました。

 

ウシ夫は

「こっちや、こっちや」

とヘラヘラしながら皆を引き連れていきます。

 

案内された人たちはちょっと戸惑って、部屋に入りながらも

「え、いいんですか?」

と肩をすくめるような感じで進んでいきます。

 

私はあわてて

「洗濯物とか干したままですみません」

と散らかった物を片づけに行きました。

 

会社の人たちの方が気にして書斎をチラッと見たら

「自分の書斎があっていいですねぇ」

とか言いながらサッと1階の方に戻ってくれました。

 

ウシ夫は多分私が恥ずかしい思いをしていることも、会社の人たちが入っては不味かったのではないかと気まずくなっていることも全然気づいてないようでした。

 

終わりに

 

私はもうこの日はさほど得意ではない料理を大人数分作ったり、寝室にまで大勢を案内されたりして身も心も疲れ果てました。

 

このようにウシ夫は周りの感覚と自分の感覚がちょっとズレていることには気づかないことが多くて、私はいつも消耗していました。