カサンドラな私の熟年離婚

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多子世帯の大学無償化の対象者はわずか? 無償化の条件とは

先日から多子世帯の大学無償化のニュースで子育て世代を中心になにかと物議をかもしていますね。

 

対象となる子どもの定義が決まっていなかったことも多くの方の不安材料となっていたようですが、発表されました。

 

www.asahi.com

 

わが家はそもそも多子世帯ではないし、息子も就職していて何も関係ないわけですが、こういう取り決めにいつもガッカリさせられていたのでまたかと感じてしまいました。

コロコロ変わりますしね。

 

幼稚園から始まり、高校無償化になった時も所得制限にひっかかり一度も補助を受けたことがありません。

医療費も幼児の時だけで、小学生からは普通に3割負担。

卒業と同時に小学生まで無料、中学卒業と同時に中学まで無料、今は高校までなんですかね?(医療費補助が拡大したのは良いことですけど。)

 

税金はたくさん取られてるのに恩恵は受けられない。

そんなの受けられなくても平気と言うほどの高所得なら良いのですが、少し少ないだけの人が受けられて、こちらは何もないのは結構キツくて大変でした。

 

なので大学も無償化にするのなら全員対象にして欲しいところです。

 

無償化の対象者は?条件とは?

今回の大学無償化の対象になるのはどんな場合でしょうか。

 

扶養する子どもが3人以上いる家庭で、所得制限はありません。

 

ただし、そのうちの1人が扶養から外れて2人以下になったら全員対象外になります。

ようするに高校生以下か大学生のきょうだいが自分のほかに2人以上いる大学生は対象ということですね。

 

そして上限(国立大年54万円、私立大年70万円)があります。
(これ無償化っていうの?補助では?)

 

こちらの記事の画像が分かりやすいです。

多子世帯の大学無償化、対象は?額は?第1子が扶養外れると対象外も:朝日新聞デジタル

 

 

当初3人目だけみたいな噂もありましたが、それは間違いだったようです。

 

 

世間の声

子どもが3人以上いる世帯の割合は12.7%だそうです。

そしてそのうち扶養している子どもが3人以上いないと対象じゃない。

 

諸外国のように完全に無償化になっている国と比べたら、大学無償化なんて言えないくらいほんのわずかですよね。

 

X(Twitter)にもこんな投稿があります。

 

 

 

ホントそうですよね。

 

確かに大学の費用は親が出すことが多いでしょうが、奨学金などをもらってのちに自分で払う人や働きながら夜学などに通う人もいるわけです。

 

これは子ども自身のことなのに、家庭環境によって自由に選べる人と経済的な理由であきらめなければならない人が出るのはおかしくないですか?

 

所得制限がないのは良いことだと思いますが、多子世帯だけが大学の費用が大変なわけじゃない。

 

うちの息子も私立理系で下宿。

授業料だけで4年間で約600万円。

住居や食費なども含めると4年間で約1000万円かかりました。

 

 

こういう意見もみかけました。

 

「本当に大学に行きたい子が行けずに、別に大学で学びたいことはないけどタダなら行くか、みたいな何となく行く子が増えてそのために後に増税になるとしたらおかしい」

 

「みんな高校卒業で就職するのが普通になって専門的に学びたい人だけが大学に行く、学びたいことが出た時にいったん仕事をやめて(休んで)いつでも無償で大学に行けるようにする、みたいになるのがいいのでは」

 

確かに財源が必要なので、簡単に全員無償化という訳にもいかないとは思います。

 

とはいえ今回発表された無償化は中途半端でなんだか不公平感が漂い、ただのやってます感を出すパフォーマンスにも思えます。

 

そもそも少子化対策としてやろうとしているところがポイントズレてる気もしますしね。

これまでも思い付きで決めてすぐに変更になる。

こんなので安心して子どもが産めるとは思えません。

 

 

まとめ 選挙に行こう

12月11日に発表された大学無償化の対象になるのは、扶養しているこどもが3人以上いる家庭の子。

そして金額には上限があります。

対象者の数はおそらくほんの少しでしょう。

 

やはり今の日本では税金の使い方が適切でなかったり不明なお金も多いと思います。

 

最近のニュースでも政治家やつながりの深い人たちに多くのお金が流れていると感じますよね。

議員の数も多すぎるし、給与だけでなく領収書なしで使えるお金なども多すぎる。

 

正しく国民に還元されるためにはやはり選挙に行って今の政治にNOと言わないとダメだと思います。

 

自分一人が行っても変わらないと思っている人、行くのが面倒くさい人、他に入れたい野党がないと言っている人、だからといって自分のことしか考えてない政治家が宗教団体などを使って当選し続けて良いですか?

 

結局「選挙に行きましょう」に行きつきます。