ついに先週で朝ドラ「虎に翼」が終わってしまいましたね。
多くの方も書いていらっしゃるように、「虎に翼」は大変高評価でしたよね。
私は朝ドラはどのドラマも大抵は楽しんで観ているのですが、それでも中には何が言いたかったのか?最初の設定というか目指していたことどこ行っちゃった?みたいなことを思うドラマもありました。
そんな中「虎に翼」は内容がとても濃かったですよね。(偉そうにスミマセン)
あの時代の事実に基づいたテーマでもありながら、今現在でも考えていくべきテーマ(女性の地位、夫婦別性、同性婚、戦争など)もしっかりと盛り込んでありメッセージとして伝わってくる感じを受けました。
実際、私も専業主婦でいることを望まれたのに、急に離婚と言われて何の実績もないままこの歳になって安い賃金で働かなくてはならなくなりました。
男性は少しづつ変わってきているとはいえ、特に私たちの時代ならば子供の病気だったり学校行事だったり親のことだったりで対応するのは妻の方で、夫はそういうことで仕事を休むなんてことはほぼないような感じでした。
家庭の事情で仕事に支障が出て働けないなんてことは夫側にはありませんでした。
男は外で働いて家族を養うというのが当たり前と考えられていましたからね。
女性はやりたい仕事があっても何かしら制限を受けて、思うようには働けなかったりしてきたわけです。
働くことにおいては社会は男性にゲタを履かせていたと言ってもいいと思います。
そんな中離婚となっても財産を平等に分けると言いながら結局いまだに女性側は法でも守られないのだなと、何人もの弁護士さんと話していく中で感じました。
まだまだ寅子の目指すところには届いていないのでは?
自分の話が長くなりました。m(__)m
「虎に翼」はそれだけではなく、キャストも良かったですよね。
バラエティに富んでるというか。
随分とたくさんの方が贅沢な感じで出演されてる印象でした。
そしてユーモアあふれる感じもあり、テンポも良くて観ていてとても楽しめました。
特にやはり主演の伊藤 沙莉さんが良かったですよね。
「ひよっこ」に出てた時から不思議な魅力のある女優さんだなとは思っていましたが、どんどん味のある実力派の女優さんになられていますよね。
可愛くて大好きです。
今期のドラマが次々と終わり、寂しいですがこの「虎に翼」が一番のロスと言えるかも知れません。
最終話で寅子が亡くなっていたところまで話が飛んでいましたが、その間の出来事などもまだまだ観たかったなあと思いました。
ああ寂しい。