カサンドラな私の熟年離婚

ここからの人生を穏やかにシンプルに過ごすために

本サイトには商品プロモーションが含まれています

いい夫婦の日に思う事

今日は11月22日。

いい夫婦の日だそうです。

 

この数日は芸能人の理想の夫婦などの特集をやっていたり、今日のニュースでは婚姻届けを出す人が通常の何倍もいるとかで入籍したカップルがインタビューを受けたりしていました。

 

私も結婚する時はとても嬉しかったし、夫と子どもと笑いの絶えない家庭にしたいなんて思ったりしました。

 

私は父が早く亡くなり未亡人の母も結構自由人だったので、いわゆる普通の家庭に憧れていました。

 

お金とかは普通に生活出来ればそれで良かった。

 

欲しかったのは夫婦で一緒に考えたり悩んだり、喜んだり笑ったり・・・。

 

1つのことを共有してともに過ごしていける家庭が本当に欲しかった。

でもウシ夫(別居中のモラハラ夫)はそうではなかったようです。

 

ウシ夫も結婚する前とか結婚した直後は優しいこともありました。

でも、このブログに書いてきたように割と早い段階から耳を疑うようなことを言われたり、自分勝手な行動も見られました。

 

ウシ夫にとっての結婚は自分の身の回りのお世話をしてもらう事。

いつも自分のことを大切にし、尊重してもらう事。

 

欲しかったのはお母さんであり、自分に仕える家政婦。

自分の子どもを産み育てる乳母。

 

そんな感じでしょうか。

 

いつもピリピリと夫の機嫌をうかがい、怒らせないように気を使い、子ども達のためと経済力のない自分のためにこれまでの25年とこの先も我慢しながらやっていくつもりでした。

 

それが簡単にもう用はないと放り出されるなんて・・・。

理想の夫婦に見える芸能人や身近なカップルでも本当はどうなのかはよく分かりません。

 

でも言いたいことを気軽に言って時にはケンカをしながらも、やっぱり相手を大切に思いながら仲良く暮らしているご夫婦をみると羨ましい気持ちになります。

 

家族で仲良くレジャーなどを楽しんでいる光景もまぶしいほどです。

 

なんで私には手に入らなかったんだろうと涙が出たりします。

 

でも私にもきっと悪いところがあったのでしょう。

ウシ夫にとってカンカンに怒って「離婚だ」と言わせるような悪い妻であったということでしょう。

それがどういうところなのか私にはよく分かりませんが。

私なりに表面上だけでも妻としての役割はちゃんとやっていたつもりですし、ウシ夫のやることや決めたことに反対したこともありませんでしたから。

 

でも心から信頼していたわけではないことが伝わっていたのかも知れませんね。

 

自分は妻を大切にしなくても自分は心から大切にされなくてはならなかったのでしょう。

 

私の人生なんだったのかと思うと悲しくなりますし、この先何年残りの人生があるかわからないけれど、心だけは自由になって幸せに過ごせるようになりたいと思います。

 

今日も応援いただきありがとうございました。