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子どものコロナ後遺症の特集を見て思う事 あさイチ

今朝のあさイチはコロナの後遺症で苦しむ子たちの特集がされていました。

(三重県の特集もありました、コロナ後遺症は37分くらいからです)

www.nhk.jp

見逃しはこちらから⇒NHK+

 

世の中すっかりアフターコロナ仕様になっていますが、まだまだコロナの感染者は多いですし、子どももコロナの後遺症に苦しむ子が約2割くらいいるそうです。

 

症状も辛いでしょうが学校に行くことができず、学びが遅れてしまう事、進学等に大きな不安を感じているようです。

 

わが家もコロナではありませんが娘が学校に行くことが出来なくなったことを経験していますのでその苦しみはよく分かります。

 

学校に戻りたいのに戻れない、自分だけ(わが子だけ)おいて行かれるような焦り。

 

これは経験した人でないと分からないと思います。

 

後遺症の症状が早く良くなってまた学校生活を楽しめるようになることを祈ります。

 

 

 

ですがこの問題、一つには現在の日本の教育制度にも問題があると私は思います。

 

同じ年齢の子が同じ学年として勉強の理解度も向き不向きも何も関係なく一斉に同じ授業を受ける。

 

みんなが同じ方向を向いて先生の授業をかなり一方通行的に受ける授業。

 

この路線から外れるともうダメなんです。

 

番組の中でも自分はもう終わったと言った子どもさんがいたと報じられていました。

 

海外のように勉強の理解がどんどん進む子は飛び級があったり、その学年の内容が理解できていなければ先に進んでも余計に分からない事ばかりになるので、もう一度同じ学年の授業を受けて理解できてから進級する、これは日本では落第とか留年として悪いイメージですがそうではないようです。

 

そんな風にちゃんとその子の状況に合わせて勉強の内容が決まるとか、他にも全部の内容を同じようにやるのではなく、得意分野を伸ばすようにチョイスしていける制度とか一斉の授業ではなくその子がやりたいカリキュラムを自分で選んでやるとか聞きますよね。

 

また学校に通うだけでなく、別の場所でも自宅で家庭教師とかであっても所定の内容を終了すればちゃんと卒業?履修したということになり、学びのスタイルも様々の選択肢があったりします。

学校生活が向いていない子だっているんです。

 

よく言われているような今の日本の昔ながらの軍隊式の学校制度。

 

これを大きく見直していかないといけないのではないでしょうか。

 

今の学校がすべて悪いとは思っていません。

行けるなら行った方がいいとも思います。

 

みんなで協力して作り上げるような行事もたくさんあるし、それが楽しくて学びが大きいと思えばそれを選択すればよいと思います。

 

ただ自分に合う学び方を選んで学ぶことが普通になれば、今コロナの後遺症で苦しんでいる子も学びの面での不安を感じずにじっくりと後遺症の治療に取り組めて元気になればまたしっかり学べるのではないのかなと思いました。

 

政治家の皆さんも自分の利益ばかり考えてないで、日本の将来を担う子たちの教育制度について真剣に考えて欲しいと思います。