先日テレビで2050年だったかに(不確かですみません)日本の死者数はピークを迎えるみたいな話が出ていました。
ちょうど私もその頃じゃん?
みたいに思ったのを憶えています。
今でもすでに火葬場やお墓が不足しているとか。
これからお墓のあり方とかも変わっていくでしょうし、自分事として真剣に考えないといけない時期に来ているのを感じます。
日本のお墓って家制度の名残が色濃いと思っています。
ご先祖を敬う気持ちとお墓を守ることは分けて考えてもいいのかな?とも思っています。
私はここ数年お墓参りには行っていません。
実家の方は今年伯母が亡くなったので納骨の時に行きましたが、遠いこともあり父も入っているそのお墓には数年ぶりに行きました。
また夫の方のお墓は行くならば新幹線利用の泊りコースになりますが、以前は年に2回程度は行っていました。
でもコロナ禍になってから行けなくなり、その後別居離婚問題が出て行くことはなくなりました。
それ以前は長男の嫁という事もあり、夫実家の墓や仏壇は義母から受け継いで守って行かなくてはならない気持ちではいました。
でも、今はもちろんそんな気持ちは無くなりましたし、いずれ息子が引き継ぐことになっても墓じまいすればいいのではないかと思っています。
お金がかかりますけど。
まあそれは息子が決めることでしょう。
夫は絶対にそんなことはしないので。
母方の叔父が数年前に亡くなりましたけど義叔母はいまだにお骨を家に置いています。
母方の実家のお墓がトラブルになっているせいもあり、もっと近くに(母実家の墓も遠い)お墓を移してすぐにお墓にいけるようにしたいらしいのですが、霊園などは抽選でなかなか当たらず、有名な?お寺には新しく入るのは難しいそうです。
叔父の息子は新しく墓は買わずに合同墓などの方が良いと言っています。
一方、私の母は父の入っているお墓には入りたくないようなので(次男坊である父がご先祖と一緒に入っている墓)母が亡くなった後はどうするのかを考えておかなくてはなりません。
母は若いころに洗礼を受けていて一応クリスチャンなのですが(その後教会には行っていない)その教会の納骨堂に入ることは可能だそうで一般的なお墓や納骨堂を買うより安いと以前母が言っていました。
でもそのためには私も常日頃から教会に行っていないと勝手に教会内の納骨堂には行けないでしょうから少しくらい安くても現実的ではありません。
私自身一人っ子ということもあり、形の残るものは子ども達に引き継がせるのは大変なので最近流行り?の樹木葬など最初に永代供養料を納めればその後は特になにもしなくてもよいのが良いです。
なので母にもそういう形で眠ってもらう事になるかな?
本人には認知症状もありそういう話はしていませんが。
最近よくない事が続いているのは、お墓をおろそかにしているから?みたいな気持ちになる時も正直あるのですが、でも故人の命日には思い出して話をするみたいなことはよくしているので、それも供養になっていたりはしないのでしょうか?
私だったらそっちの方がいいなぁ。
なんなら忘れられててもたまに思い出してくれれば十分ですけど。
最近福岡にあるこの前方後円墳型のお墓が人気とよく報道されていますが、後継者がいないとか子孫に迷惑をかけたくないということから購入者が増えているとか。
土に還れるというのも私は良いなと思います。