NHKのチコちゃんに叱られるで本日7/29に放送されたウナギの一生に感銘を受けました。(笑)
「ウナギはなぜヌルヌルしているのか」という問いに、その答えは負け組が滝を登る時にも必要だからというものでした。
負け組?
ウナギって海で生まれて川で暮らし、また産卵のために海に戻るって教わりました。
その川での暮らしの話。
俳優の野間口徹さんがウナギの役になって擬人化して演じられていました。(笑)
すべてのウナギが川を登るわけではないそうです。
東京で夢破れた若者だけが登る⁈ (≧▽≦)
川の下流の方は広くて餌も豊富でウナギにとっては暮らしやすい環境なんだそうです。
でもライバルが多く競争が激しい。
そこで勝ち組・負け組が出てきてしまう。
3~4年下流で過ごしたのち負け組は下流での生活に見切りをつけて敵が少ない上流へと向かい滝を登るんだそうです。
ヌルヌルには砂利などに潜る時に
「障害物から体を守る」
という役割もありますが、負け組が
「滝を登る時に役立つ」
という役割もあるということなんですね。
ウナギは鯉が滝を登るみたいな流れ落ちる水の中を登るのではなく、滝のわきの岩肌などを登るようです。
その映像もありました。
ウナギってヌルヌルのおかげで水がなくてもしばらくは呼吸が出来るんですって。(なんと約12時間も)
だから上流へ登っていけるんですね。
ヌルヌルなので当然滑るのですが、何度も何度も挑戦するんです。
健気・・・(T_T)
ただ向かった先が滝なら良いのですが、最近はダムなどが作られていることも多く上流へ行けずに最終的には死んでしまうウナギもいるのだとか。
ウナギの生息域が狭まっているんですね。
海に戻れず力尽きるなんて…。
数が減る筈ですね。
ニホンウナギは絶滅危惧種に指定されてしまいましたしね。
擬人化されたドラマの最後のセリフに対するナレーションには笑ってしまいましたが、なんだかその負け組が懸命に上流に登る姿にジーンとしてしまったんですね。
なんとなく自分と重ね合わせたのでしょうか?(負け組という部分で)
私は登れていませんけど。
ウナギえらい。
とか言いつつ、明日は土用丑の日なのでウナギ食べちゃったりするんでしょうかね。(^▽^;)(高くて手がでない)
その後の「なぜ携帯電話の声はいつもの声と違う?」というのも面白かったですよ。
携帯電話の声は本人そのままの声ではなく、機械がモノマネした声なんですって。
ビックリ!!
有線の電話と違って声の波形データをそのまま送ると重いので、機械が似た声を作るんだそう。
スゴイ!!
今日の放送は1週間NHK+で無料で視聴できるので見逃した方は見てみて下さいね。