今朝のあさイチにイモトアヤコさんが出演され、お料理されていました。
このイモトさん。
私大好きです。
『世界の果てまでイッテQ!』で高い山にいくつも登ったり、変なもの食べさせられたりしていましたよね。
でもすっかり、奥様でお母さんになられましたね。
さて番組では冷蔵庫の中にあるものでさっと献立を考えて作れるようになりたいといって、そうなるためには…的な事がいくつも紹介されていました。
私は家事をしながら時々つけっ放しのテレビを観ていた感じでちゃんと観ていたわけではないので、もしかしたらちょっと違う解釈をしているかもしれません。
その中で料理研究家の有元葉子さんが、お料理の素材の良さを生かしたシンプルなお料理を紹介されていて、ああ、こんな風なお料理をしておいしくいただく生活をしたいなあ、なんて思ってしまいました。
素材の良さを生かすためのひと手間、と言っても玉ねぎを一晩水につけておいて生でもちょうど良い辛みにするとか、キャベツをの芯に切れ込みを入れて水につけておいてみずみずしくさせる、またはちぎった物をキシキシ音がするくらいまで水につけておく、みたいに、なかなかの時間は必要です。
そんな風にじっくりお料理に取り組めるのって、時間にも気持ちにも余裕がないとなかなかできないよなあと思いました。
特に気持ちかな。
私は特にお料理が好きとか嫌いとか考えず、結婚したらお料理を作って家族においしくたべてもらったり、健康を考えながら作ったりするもんだと思って、一生懸命献立を考えて買いものに行き、せっせと作っていたわけです。
特に結婚したすぐのころは、それまで実家暮らしでお弁当や母が留守の時などに自分で料理はしていたものの、それほどレパートリーがあるわけではありません。
それでも旦那様のために、料理本をあれこれみながら少しは見栄えも良くなるように頑張って作っていました。
それをウシ夫からよその人に「コイツ料理本なんか見ながら料理作りよんですよ~」と笑いながら言われた時には、そんな風に思われてたんだと内心腹が立ちました。
その時の話はこちら
⇒アウェーのお返し 地元での宴会であったこと - カサンドラな私の熟年離婚
その後も、何年にも渡って毎日せっせと食事を作り続けてきましたが、「おいしい」と言ってくれることも、食事の時間を楽しもうともせずに自分だけサッサと食べてしまうウシ夫に料理を作るのは憂鬱な作業。
子ども達もアレルギーや好き嫌いも多くて、ホント毎日の食事作りは苦痛でした。
そして数年前にハタ!と、そうか私料理は嫌いなんだ!と思ったのです。
そう思うと益々料理は嫌なものになっていきました。
できれば誰かが作ってくれたご飯を食べるだけがいいなあ。
それからは料理をいかに手抜きをするか、たまにはなにか1品くらいは買ったお惣菜でもいい、下味や下処理済みで加熱するだけで食べられるものでいい、そんな感じになっていきました。
でも、あんまり美味しいとは思わない。
やはりひと手間かかった素材の美味しいものやその季節の旬のものがおいしいんだろうなあと思います。
早くちゃんと財産分与して、自分でも出来る限り稼いで、心穏やかに料理も楽しめるようになりたい。
そんなことを感じました。
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