カサンドラな私の熟年離婚

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モラ夫単身赴任中の自宅の出来事 辛い時期

こちらの記事からの続きです。 

といっても車の事は少し置いておいて、単身赴任中にウシ夫が帰宅した時のことをお伝えしたいと思います。⇓

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月に一度の帰宅

 

以前の記事にも書いたようにウシ夫は月に一度単身赴任先の東京(最後の1年は大阪)から帰宅していました。

 

赴任先では休みの時に旅行に行ったり映画にいったり競馬ゴルフなど出かけているようでしたので、帰宅した時にはたいていは出かけずにゆっくりしていました。

 

たまにゴルフに行ったり友人のところに車ででかけたりはしていましたが、家族でレジャーみたいなのはありませんでした。

せいぜい回転寿司か焼肉に行くくらい。

 

でもそんなことは良いのです。

   

単身赴任の8年は子ども達の大切な時期

 

単身赴任中の約8年は上の子コウが中・高・大学生、下のメイが小・中・高(中退しましたが)の時期でした。

 

思春期であったり受験生であったりしましたが、もちろんウシ夫は無関心。

離れているからなおさらです。

 

親として大変な時期を一人で頑張ってきた印象です。

 

といってもウシ夫はコウの大学受験時、コウが行ってみたいと言った関西や関東の大学のオープンキャンパスなどに得意顔で一緒に行ったので、親の役割を果たしたと思っていると思います。

 

   



それ以外の進路選択に関してとか、学習についてとか塾や模試のことなどは全く興味を示しませんでしたけどね。

 

以前も書きましたが子どもたちの部活や習い事などにも無関心でした。

 

メイの心の居場所

 

娘のメイは持って生まれた特性のせいで中学生あたりから友達関係などで学校生活が辛くなり、学校に行き渋るようになりました。

 

前にもお伝えしたようにメイの事は詳しくはここに書くことは控えようと思います。

メイがこのブログを見つけてしまって、自分の事が書かれていたらたとえ内容がどうであれ嫌だと思うし、傷つけてしまうのが怖いので。

 

   



それでもウシ夫の事を伝えるために、かいつまんで少しだけ書きます。

メイがこの記事を見つけないことを祈ります。

 

ネットの中に自分の居場所を求めたメイは、ネット上の人たちと仲良くなりオンラインで会話をしたりしていました。

 

そして実際に高速バスなどに乗ってそのうちの何人かに会いに行ったり、東京にウシ夫の用事を兼ねて家族で出かけたり関西のウシ夫の実家に帰省したりする時に会えそうな人と約束して会ったりしました。

 

とても心配でしたが反対すれば隠れて会うだろうと思ったので、そこは尊重し待ち合わせ場所や解散する時に迎えに行ったりして、相手の方に私も挨拶したりすることもありました。

 

大抵は娘より年上で男性も女性もいましたが、みんな常識的な感じの人でした。

男性とは二人で会うことはなく、そのネットのグループの女性も一緒だったりと娘も最低限のことは踏まえているようでした。

 

   



私へ向けられる反抗的な態度

 

ですがやはりその頃気持ちは荒れていることが多く、反抗的なこともたくさんあって、ちょっとカンに触ると怒って家を飛び出して夜遅くまで帰ってこないとか、私に対してひどい言葉を投げかけたり、物を投げて壊したりもしていました。

 

私しか感情をぶつけて心のモヤモヤを晴らす相手がいないこともあったでしょうし、親のいう事やする事にイライラする年齢でもあったのだと思います。

 

私の事が一番嫌いだと言って「出ていけ」と言ったり、祖母(私の母)の家に荷物を持って行って数週間帰ってこないこともありました。

 

   



メイと大声で言い合いになったりしてこらえていても目に涙が浮かんできたりすると、「お前が泣くな!」とメイがキレるので、お風呂に入った時にシャワーを浴びながら泣くことも何度もありました。

 

ウシ夫に相談したところで無関心さに腹が立つだけというのが長年の経験から分かっていたので、辛い時にウシ夫の事を思い出すことはもう完全に無くなっていました。

 

大切な娘が苦しんでいるのに何もできない自分がもどかしく、メイの厳しい言葉が胸に刺さって私にとってもとても苦しい時期でした。

 

それでも多少はメイの扱いには慣れというかコツみたいなのがあって、下手に刺激しないとかこういう時にはこうした方がいいというのが私には少しは分かるようになっていたのですが、ウシ夫は全然わからないですよね。

 

ですから、ウシ夫にメイが反抗的な行動や言動をしてもそっとしておいて欲しい、逆に刺激してしまうかもしれなから、とお願いしていました。

 

 

そっとしておいてとは言ったけど…

 

そのせいだと思うけど、一度ウシ夫の帰宅中にメイと激しく言い争う事になってしまいカッとなったメイが私の首を絞めようとしたことがありました。

 

もちろん本気ではなく、簡単に振り払う事はできましたが、ウシ夫の横で大声で言い争っていて首まで絞めようとしている、そんなことがしょっちゅうあったわけではないので普通ならビックリしてしまうと思いますよね。

 

ウシ夫はその間平気でテレビを観ており、そのうちに寝てしまったようで大イビキを掻きだしました。

 

首を絞められている横で「ンゴッ!」みたいなイビキが聞こえて、なんだか私のグーッといっぱいいっぱいになっていた気持ちもスーッと冷め、冷静さを取り戻してメイと離れることでお互いにクールダウンしました。

 

なんか一人で笑ってしまいました。

 

余計な口を挟まずそっとしておいてとは言いましたけど、関係ないから寝られるっていうのがちょっと信じられなかったですね。

 

今ではメイと私は仲良し(多分)。

 

まだまだ色々ありますけどね。