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こちらの続きです。
新生活が始まった頃、当時の私はどちらかと言えば古風な考えでしたので、自分の旦那様のお世話をすることにちょっとウキウキしていたと思います。
妻は夫より一歩下がってとか、サザエさんの舟さんのように玄関で波平さんの帰りをお迎えするとか、なんかそういう光景に出てくる女性を日本らしくて慎ましい女性像として美しくとらえていたように思います。
実際に自分がそうするかどうかは別として…。
それでも少しはウシ夫にも家事を覚えてもらいたいとは思いましたが、例えば
「おトイレの掃除ってやったことある?」
と聞いてみたら
「は?そんなんあるわけないやろ」
と鼻で笑われました。
そういう話題には途端に不機嫌になるウシ夫。
トイレ掃除はさすがにハードルが高いとしても、ゴミ捨て一つやりません。
でもそこはまだ古風なことが美しいと思っていた私、そこまでそれを不愉快に思ったりはしませんでした。
話は変わって…
これはそんなこと聞くのははしたないかなと思ったのと、ウシ夫の会社は誰でも知ってる大企業なので心配する必要ないと思っていたので、私は結婚前にウシ夫のお給料がいくらなのか聞いたことがなくその額を知りませんでした!
これ大事ですよね?
ちゃんとみなさんそんなの把握して結婚してますよね?
こういうことは聞きにくくても結婚する前に収入がいくらあってどういう風に使っていくのか、特に今は夫婦共稼ぎで双方に収入がある人が多いでしょうから、後々のためにもきちんと知って、色々と決めておくべきだと思います。
その際にいつかお別れする可能性もゼロではないことを考えて、ごちゃごちゃにならないようそれぞれのもの(お金も含む)と夫婦共有の財産とをきっちり分けておくといいと思います。^^;
そういう訳で、最初にウシ夫から渡された給与明細。
総支給額はさすが大企業、私の貰っていたお給料の数倍はあります。
そしてその下にある二つの大きな項目。
控除額合計、差引支給額。
細かい数字は忘れましたが、たしか20数万円と9万円。
私の感覚では9万円控除されて20数万が手取り収入だと勝手に思ってしまったのですが・・・・・・よく見ると逆でした。
「え?9万?」
ウシ夫は
「金の管理は任せるからいいように使って」
と言ってましたが
「9万?」
続きます。