ご訪問いただきありがとうございます。
前回、姪のはなちゃんとの結婚前最後の一族の旅行でハワイに行った記事を書きました。
その続きです。
前回の記事はこちら⇓
初めての方はよかったらこちらからご覧ください。
⇒ https://hoshico2525.com/entry/self-introduction
結婚式の招待状
旅行から帰って数か月後にはなちゃんの結婚式の招待状が届きました。
あて名はウシ夫と私の連名になっていました。
年に2~3度は我が家と義家族とで過ごしているのです。
特に義両親が一戸建てだった元の家からマンションに引っ越してからは客間がなかったので帰省の時は義姉の家に泊まっていました。
だから私は当然家族全員で出席するものだと思い、返事に喜んで出席させてもらう、子ども達も楽しみにしている旨を書き添えました。
すると数日後、義姉から電話がかかってきました。
義姉「出席のお返事ありがとう。でも子ども達は学校もあるのに前日からくるのは大変じゃない?」
結婚式は土曜日でした。
当日の朝に出発しては式の時間までに支度が間に合わないので、前日から行っておくことになります。
私「大丈夫です。学校から帰ってすぐに出ます。」
義姉「結婚式の準備でご飯の用意とかができないかもしれへんよ。」
私「もちろんです。今回はホテルに泊まるつもりです。」
義姉「そうなのね。でも子ども達は大変だったら無理しなくてもええんよ。」
私「楽しみにしてるので大丈夫です。」
義姉「そおかあ?・・・」
なんとなく歯切れの悪い感じ。
電話を切ってから考えました。
子ども達には来てほしくない?
来たら困る?
夜になって帰宅したウシ夫に相談してみました。
「子ども達に来てほしくないのかなあ?」
するとウシ夫は平然とこう答えました。
「ああ。みんなで来るっていうから困っとるって言うとったで。」
ビックリしました。
私たちって他の親戚づきあいをあまりしていないウシ夫一家にとって一番近しい身内じゃないの?
・・・
そうか、この間のハワイとかそれ以外の食事の時などに娘のメイが不機嫌になりそれを私が叱って変な雰囲気になる、それを結婚式でやられたらたまったもんじゃない、って思っているんだろうな、と気付きました。
こんな身内がいたら恥ずかしいと。
さすがに結婚式です。
私もチラッと思わないでもなかったのでメイには「結婚式は不機嫌になったり悪態ついたりするのはダメってわかってるよね?」と言うとメイも「分かってるよ。もちろん。」と言っていましたし、従妹のお姉ちゃんの結婚式に出られることをコウともども楽しみにしていました。
来ていく服を買わなくちゃなんて話もしていました。
旦那様になる方にも紹介してもらい、良さそうな人で良かったなぁなんてみんなで話していました。
でも一生に一度の結婚式です。
気持ちは分かります。
トラブルは起きて欲しくない。
なので子ども達には
「お母さんが早とちりしてみんなで行くと勘違いしてた。結婚式は場所が狭くて私たちは呼ばれてなかった。お父さんだけだった。ごめんね。その代わりがハワイ旅行だったらしい。」
と言いました。
欠席の連絡
そして義姉に電話をして
「コウの学校の進路説明会の日と重なってしまい、私もコウも行けなくなりました。
なのでメイも行きません。」
と言いました。
もちろんそんな用事はありません。
すると義姉は
「ほしこさんだけでも来られへんの?」
と言いました。
子ども達は学校や部活があって来れないと相手方に言えても叔父の奥さんがこないのは体裁が悪いと思ったのでしょう。
私だけなら叱るようなこともありませんしね。
でも、私は楽しみにしていた子ども達に行けないと言っておいて、自分だけ行くなんてできませんでした。なので
「大切な説明会なので、聞いておかないと困りますから。すみません。」
と言って断りました。
おなかの中では悔しい気持ちでいっぱいでしたけど。
それにしても、返事を書く時にはウシ夫に聞きながら書きましたし、義姉からの電話の前にウシ夫は義姉やはなちゃんが困っていると知っていたのに私には何も言わずに知らん顔。
そして私が変に思って聞いたら平然と来たら困るって言ってたとハッキリ言うのってどうなの?って思いました。
そういうの上手く取り持ってわだかまりが残らないように前もって「こども達は今回は出席できない」と伝えてくれればこんな風に嫌な思いをせずに済んだのにと思いました。
そしてやっぱり私たちは表面上はウシ夫の家族であっても、ウシ夫の本当の家族は実家の方の人たちなんだな思いました。
ウシ夫だけ出席の結婚式
はなちゃんの結婚式当日、ウシ夫は携帯で撮ったピンボケの花嫁姿の写真を数枚送ってきました。
私だって断ったとは言え、小学生のころから年に数回ずつ会ったり何度も一緒に旅行に行ったりしたはなちゃんの結婚式は楽しみにしていたのです。
そんな写真を無神経に送り付けられても嬉しくもなんともありませんでした。
もちろんその後もちゃんとした写真などが我が家に送られてくることはありませんでしたが。
終わりに
このことは誰に話してもおどろかれるような出来事だったのに、私たちはその後も何事もなかったかのように毎年普通ににこやかに帰省し、変わらない関係を続けていきました。
えらくないですか?
当たり前?
続きの記事はこちら⇓