子どもは親の行動をよく見ているなと思うことがあります。
それは結構小さいうちでもそれなりによく分かっているものです。
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子どもの父親は自分の選んだ人
自分が「この人と結婚しよう」と思って選んだ相手です。
たとえどのような面を持っていても子どもにとっては父親。
その父親を尊敬できず軽視するような親子関係って、子どもにとっても残念なことだと思います。
ですから結婚してからウシ夫に対して色々と思うことがあっても子どもにはそのことを言わないように心がけてきましたし、なるべく尊敬の対象になるように良いところを伝えたいと思っていました。
小さいうちはお菓子とかおもちゃを買ってもらったとか、遊園地に連れて行ってくれたことなどでお父さんのおかげで良かったねという事が出来ました。
でも子どもが大きくなってくるにつれて段々と父親のことで子どもが尊敬できるようなことを探せなくなってきました。
お父さんのおかげ
一つだけ言えるのは
「お父さんが頑張ってお仕事してくれるから私たち家族はこうして不自由なく生活出来る。欲しいものや必要なものも買うことができる。」
ということ。
それ以外にも探せば小さなことは色々あったのかも知れませんが、せいぜい出かけるときにたまに車で目的地まで送ってくれたりするので
「お父さんが送ってくれて助かったね」
程度。
なのでとにかく仕事を頑張ってくれてるという事ばかり繰り返す感じでした。
子どもはよく見ている、メイの言葉
娘のメイが小学校の1年生くらいの時にも、何の話からそう言ったのかは忘れましたが、いつものように
「お父さんがお仕事がんばってくれるからこうできるね」
みたいなことを話しました。
その時メイが言った衝撃の言葉は
「でもそれだけでしょ」
でした。
ギョッとしました。(ちょっと笑ってしまいましたが)
私がそれだけしか伝えていないから出たのか?
でも娘自身もそのことには感謝しているけれどそれ以外は…と思ったようでした。
小学生になったばかりの子がそんなことを言うなんてって思ったけれど、以前にも書いたように幼稚園の運動会によそのお父さんは来ているのにうちのお父さんはゴルフに行ったとか、そういう小さな出来事が積み重なれば子どもでもそう感じるんだなと思いました。
親の行動をよく見ているものだと思い自分も行動に責任を持たないといけないなと思いました。
息子のコウの言葉
また息子のコウの方もこんなことを言ったことがあります。
大分前になりますがテレビで「おねえ」だけれど子だくさんのお父さんの家族をとりあげた番組があっていました。
そこの子ども達はそのお父さんをとても尊敬していると言ってたし、大好きなのが伝わってきました。
またそのお父さんもとても家族を愛していて大切にしていて、たしか子どもの参観日など行事には必ず行くとかだったように記憶しています。
おねえというのは多分ジェンダー的なことでそういう生き方をされているのだと思います。
今よりもそういう事が理解されがたい時代であったかと思いますが、その生き方にもとても共感できました。
その番組を観ながら話している中で、父親への尊敬の話題となりその時にコウが言ったのは
「尊敬って言うならお父さんよりまだお母さんの方が…。」
最後の方は言葉を濁していましたが、そんな風に思っているんだなと私は心の中で思いました。
自分自身は父親を大尊敬していて、自分も子どもから尊敬されるべきだと思っているウシ夫がその場に居なかったのは幸いでした。
まあウシ夫が居なかったからコウも言ったんでしょうけど。
子ども達はこんなことを言いましたが、私は子育てにおいて子ども達が父親を尊敬できるようにとかバカにすることがないようにとずっと思って言葉かけをしていました。
だって自分の父親が尊敬できる素晴らしい人だったら幸せじゃないですか?
そのことについては長くなるので次回に続きます。