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結婚してから一年も経たないうちに妊娠が分かりました。
間もなくちまたで高齢出産と言われる年齢だったので、とても嬉しく大切にしながら出産までの日々を過ごさなくてはと思いました。
区の保健所で行われる母親学級に参加しました。
その時にご家族にも読んでもらって下さいと、冊子をもらい帰宅しました。
早速その晩、帰宅したウシ夫に母親学級での事を話し、その冊子を読んで欲しいと渡しました。
いつもの事ですが私が話していてもすぐにテレビをつけたりして生返事しかしないウシ夫。
テーブルの上に冊子を置きましたが全然見ようとしません。
なので、『家族が気をつける事』みたいなページを開いておきました。
その項目は2〜3枚めくる位のページ数でしたが、最初のページが開いたまま1週間経っても読まれた感じもなくそのままでした。
だからといって全く興味が無いかというとそうでもなく、お腹に向かって「おーい」などと話しかけることはありました。
それなりに嬉しく思っていたと思います。
でも、何かの時に
「妊娠中は重いものを持ったり、高い所に登ったりしてはだめとか言うでしょ」
みたいな話をしても
「オレは妊娠したことないから分からん」
などと言ってそういう事に気を配ろうというような姿勢はありませんでした。
私だって妊娠したから気をつけないといけない事が自然と分かる訳ではなく、本を読んだり産婦人科や母親学級、または母や知り合い友人など妊娠や出産の経験のある人から聞いたりして知る事になるわけで、ウシ夫にも知っておいて欲しいと思いましたが、それは叶いませんでした。
ただひとつだけ、へぇそんなふうに考えるんだと嬉しく思った事があります。
それは、私の初産年齢が高めだからだと思うんだけど、産婦人科のドクターから赤ちゃんに染色体の異常などがないか羊水の検査が出来ますがどうしますか?と聞かれた時のことです。
羊水検査とは、妊婦のお腹から針を刺して羊水を摂り、その中に含まれる胎児の細胞を調べてダウン症などの染色体異常があるかどうかや一部の先天的な病気の早期発見が出来る検査です。
ただしその検査による流産などのリスクがあると言われました。
また検査で異常が見つからなかったからと言ってなんらかの障害のある赤ちゃんが生まれないという保証があるわけではないようです。
検査の結果で異常があったらどうするのでしょう。
生まれてくる赤ちゃんは何かしらのハンディを背負って生まれてくる事が事前に分かるのです。
その事を踏まえて学んだり様々な準備をして備える事が出来るかも知れません。
でも色々な事情でその子を迎える事が出来ないとなれば中絶を選ぶ事もあるのだと思います。
厳しい選択を迫られる事になります。
こういう事に対する考え方はその人の持つ色々な背景などがあって、どういう決断をしてもそれは人それぞれで、どれが正しくどれが間違いだということは言えないと思います。
私が検査をするか聞かれたのは確か安定期と言われる妊娠5ヶ月に入る少し前くらいだったと思います。
少しずつ大きくなっていくお腹やエコーで見える赤ちゃんをとても嬉しい気持ちで見ながら過ごしていました。
もし検査を受けてなんらかの異常があったらどうしよう。
そう思いながらウシ夫に検査の相談をしましたが、ウシ夫の答えはこうでした。
「検査受けんでもいいんやない?」
「受けて異常があったら産むの辞めるんか?」
「産む事にしたら産むまでそれを知りながら過ごせるんか?」
そうキッパリ言ってくれた事で、モヤモヤは消えました。
生まれてから分かればそれを受け入れていけば良い。
生まれるまでずっと幸せな気持ちで過ごしていたい。
そう思う事が出来ました。
と言ってもまだまだ出産までに色々あったんですけどね。www
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