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パンダ4頭が中国へ帰ります どうして?なぜ今?を調べてみました

愛くるしい姿で国民に愛されているパンダ。

 

日本で飼育されているパンダのうち4頭がこの度中国へ帰ることになりました。

 

どうして帰らないといけないのでしょう?

日本で生まれたパンダもいますよね?

 

 

パンダは貸与

 

いま日本にいるパンダは中国から貸与、つまり借りているパンダなんですね。

その借りているパンダが産んだパンダも中国のものになります。

 

ですからいつかは中国に返さないといけません。

 

なぜ貸与かというと、パンダは絶滅の恐れのある動物なのでワシントン条約で商業目的の取引が禁止されているからなんだそうです。

なので繁殖や研究の名目で借りているんですね。

 

恩賜上野動物園のパンダ

 

上野動物園には今現在(23.2.17)5頭のパンダがいます。

  • リーリー(力力) 17歳のお父さんパンダ
  • シンシン(真真) 17歳のお母さんパンダ
  • シャンシャン(香香) 5歳の女の子 日本生まれ
  • シャオシャオ(暁暁) 1歳半の双子パンダの男の子 日本生まれ
  • レイレイ(蕾蕾)   1歳半の双子パンダの女の子 日本生まれ

 

このうち、5歳の女の子パンダのシャンシャンが中国へ帰ります。

2月19日まで公開され(観覧予約は終了)2月21日に旅立つ予定です。

 

 

和歌山アドベンチャーワールドのパンダ

 

アドベンチャーワールドには現在(23.2.17)7頭のパンダがいます。

  • 永明 えいめい(オス) 30歳のお父さんパンダ
  • 良浜 らうひん(メス) 22歳のお母さんパンダ 日本生まれ
  • 桜浜 おうひん(メス) 8歳の双子パンダ 日本生まれ
  • 桃浜 とうひん(メス) 8歳の双子パンダ 日本生まれ
  • 結浜 ゆいひん(メス) 6歳 日本生まれ
  • 彩浜 さいひん(メス) 4歳 日本生まれ
  • 楓浜 ふうひん(メス) 2歳 日本生まれ

 

今回中国へ帰るのは、お父さんパンダの永明、8歳の双子パンダの桜浜桃浜の3頭。

2月21日まで公開され22日に中国へ旅立ちます。

 

お父さんパンダの永明は【飼育下で自然交配し、繁殖した世界最高齢のジャイアントパンダ】となっており、2歳の時に日本に来てから梅梅と良浜とのあいだに16頭もの子どもをもうけました。

 

長く暮らした日本を高齢になってから離れるのは永明も長らく親しんだ日本人の多くも寂しいものとなりますが、中国には高齢のパンダが飼育されるのに良い環境が整っているとのことなので、幸せな余生を送ってくれることでしょう。

 

 

なぜ今?

 

上野のシャンシャンとアドベンチャーワールドの桜浜桃浜は5歳と8歳の女の子パンダ。

 

お年頃となり発情の状態も見られるようになっています。

日本に居ては繁殖の相手に出会う事がありません。

 

たくさんのパンダのいる中国に帰って素敵なパートナーと出会い、お母さんになってくれることでしょう。

 

本来はもっと早くに帰国することも検討されていましたが、コロナ禍などの理由で何度も延期となっていたようですね。

 

寂しいですけれど、パンダが絶滅することなくその可愛い姿を世界の色々なところで見られると良いですね。

 

日本には兵庫の王子動物園にも1頭のパンダ、タンタン(旦旦 メス 27歳)がおり、これからも全部で9頭のパンダに会う事が出来ます。

 

またぜひ中国からもお婿さんパンダに来てもらって、日本での繁殖も見たいですよね。

赤ちゃんパンダ可愛いですもんね。

 

 

 

※パンダの名前の表記が統一されていませんが、上野のパンダはカタカナ、和歌山のパンダは漢字で表記されることが多いためこのようにさせていただきました。

 

▼シャンシャンが特集されているパンダ自身

 
 
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