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前回の記事に書いたように私は20代の半ばごろから胃の調子が悪いことが多くなりましたが、その原因はのちにピロリ菌だったことが分かりました。
それに対してウシ夫と義両親の反応は・・・。
初めての方はよかったらこちらからご覧ください。
⇒ https://hoshico2525.com/entry/self-introduction
前回の記事はこちら⇓
私は20代の半ば頃に仕事などの関係でとてもストレスを感じる出来事があり、また忙しくて睡眠時間が4時間前後というのが結構長いこと続きました。
そのあたりから胃の調子が悪いことが増え、胃カメラの検査で『慢性胃炎』と診断されました。
そこから結婚して長男のコウを妊娠するまでずっと胃薬を飲み続けていました。
コウの妊娠が分かり、産婦人科の先生に言われたのは
「胃薬で異常のある赤ちゃんが生まれた話を私は聞いたことはありませんが、飲まなくてもなんとかなるなら薬はやめましょう」
でした。
つわりもありただでさえ気持ち悪いことが多いのに胃薬も飲めずに、いつも胃もたれのような感じや胃が痛んだりするのは辛かったですが、赤ちゃんのために頑張りました。
妊娠中期を過ぎたころに背中に強い痛みを覚えて、産婦人科と併設の胃腸科で診てもらいました。
まあ、その痛みは心配されるようなものではなく子宮が大きくなってきたことで腸が押し上げられそこに便秘のために痛みが出ただけだったのですが、その胃腸科のドクターから
「そんなに若いころから胃が悪いのはピロリ菌のせいかも知れません。出産と授乳が終わったら一度ちゃんと検査をしてみましょう」
と言われました。
今でこそピロリ菌はよく耳にするようになりましたが、私は10年近く胃薬を飲み続けその間いくつかの胃腸科にかかりましたが、そんな話をされたのは初めてでした。
そんな経緯があり私はコウを産んで生後10カ月で断乳してから胃カメラでピロリの検査を受けました。
その結果は
『ピロリ菌+++、すぐに除菌をすることをお勧めします』
というものでした。
ピロリ菌とは
ヘリコバクターピロリといい、胃の粘膜に生息しています。
感染経路ははっきりしていないのですが、年齢の高い人は高い確率で感染しているということで、昔まだ水道などがきちんと整備されず衛生環境が悪かった中で飲み水や食べ物から感染したのではないかと言われています。
また免疫機能が十分に発達していない幼児期に感染しやすく、大人になってから感染することは少ないようです。
ピロリ菌によって胃に炎症が続くと胃粘膜が萎縮して(私はこの状態)癌になりやすくなったりするそうです。
私の担当のドクターが言うには
「ピロリがいたら癌になるというわけではないけど、胃癌の人には必ずピロリがいます。ピロリを除菌することで胃癌になるリスクがかなり下がります。」
とのこと。(必ずかどうかは本当は分かりませんが)
私はそのピロリ菌が+++(スリープラス)・・・とても多いという意味。
実は私の父は35歳という若さで胃癌のために亡くなりました。
私はこのころすでに父と同年代。
当時はまだ胃炎には除菌治療は保険が適用されず、自費治療になりましたが、生まれてきたコウのためにも絶対に胃癌にはなりたくないので、除菌治療をすることにしました。
詳細は忘れてしまいましたがたしか2~3週間、数種類の抗生剤を飲み続けました。
結果上手くいき除菌に成功しました。\(^o^)/
これ以降劇的に胃の調子は良くなりました。
こうして私はやはりピロリに感染していたことが分かって除菌となりましたが、コウが生まれた時にはまだ感染疑いであったためにドクターから言われていたことがありました。
- 赤ちゃんの離乳食がはじまったら、お箸やスプーンを赤ちゃんと共用しない
- 食べ物を歯で噛んで小さくして与えたりしない
- 同じコップなどで飲み物を飲まない
といったことです。
「特におじいちゃん、おばあちゃんの年齢の方は症状がなくても感染している確率が高いので、このことを伝えてください。」
大人の口の中にいるピロリが同じ箸を使ったり同じ食べ物を分け合って食べたりすることで赤ちゃんに移る可能性があるということです。
私は自分と同じ思いをコウにさせたくないのでもちろん守りましたし、自分の母にも話しました。
そしてウシ夫にも義両親に話して欲しいとお願いしました。
「俺はそんなことよう言わん、言いたいなら自分で言い」
・・・ということで私は意を決して義両親に説明してお願いしました。
義母からは
「そんなん言うたらうちらなんかバイ菌だらけやわ」
と嫌味をいわれましたが、義両親は一応自分のお箸でコウに食べさせるなどは控えてくれているようでした。
でも時々は自分が口をつけて飲んだペットボトルの水をキャップの方にいれて
「ほらコウも飲むか?」などと言って飲ませてしまうなどにハラハラしました。
コウに移っていないかどうかは検査をしていないので未だ分かりませんが、この小さいころに大人と食べ物やお箸などを共用しなかったことはもう一つあることに効果があったかも知れません。
それは虫歯。
虫歯も大人の口からミュータンス菌が移ることによって出来るとか言いますよね。
コウは特に熱心に歯磨きしたわけではありませんが、高校生になるころまで虫歯が一本もありませんでした。
子どもが小さいうちは口から菌が移るような行動は避けた方がいいかも知れませんね。
寂しいけどお口にチューもダメですよー。
▼菌といえばコロナでアルコール除菌しているのに感染性の胃腸炎になるのは、原因になるノロウイルスやロタウイルスはアルコールでは除菌できないから。
胃腸炎が流行している今は効果のある次亜塩素酸水を利用するのがお勧めだそうです。