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80年代の【シティ・ポップ】がなぜ今人気なのか?|あさイチ

今朝のあさイチでは80年代のシティ・ポップが取り上げられていました。

 

60年代生まれの私にはまさにドンピシャ。

80年代は私の青春時代ですからね、その頃の曲には思い入れもすごくあるのですよね。

 

それがなぜ今?

 

発端は海外のDJやアーティストが自分の曲に取り入れたからとか。

  



 

番組の中で私が興味深く思ったのは、80年代ポップスには高いストレス軽減効果があったということ。

 

聴いて心地よいのは私の青春がよみがえるからだけではなかったんですねぇ。

 

クラシックやテクノなど11種類の音楽を聴きながら計算問題を解く実験では、高いと思われたクラシックを抜いて一番血圧や心拍数が減ってストレスが軽減されていることが分かったのだとか。

 

クラシックだと実は低音が多くて高音が少ないのだそう。

テクノは低音も高音も出ているけれどところどころ空白がある。

 

ところがシティ・ポップは低音から高温まであらゆる音域の音がバランスよく出ているそうなんです。

 

これは川のせせらぎや波の音、風の音など自然界の音の構成と似ているのでリラックスして聴けるのではないかという事です。

 

またリズムの方も1分間に104という人が何か作業している時の心拍数と同じくらいなんだそう。

という事で自然体で作業が出来るのだそうです。

 

なるほど、心地よいはずですね。

  

 

そして歌詞にも人気の理由があったようです。

 

それは「君」と「僕」という言葉が取り入れられたのがこのころからなんだそうです。

この「君」と「僕」はその後現在に至るまで増え続けているとのこと。

 

それまでの「俺」と「おまえ」や「私」と「あなた」は減ってきているんですって。

まあたしかに。

 

シティ・ポップは現代に近いというところが歌詞にはあると。

今の若者にも歌詞が共感できるらしいのです。

 

80年代は女性の社会進出も進んだ時代でした。

 

私なんかは丁度その過渡期を体験した世代です。

腰掛で働いて結婚する時は寿退社が当たり前だったのから、大きく変わってきた時代です。

 

多様性を大事にする現代につながる考え方が芽生えた時だったんですね。

 

上の年代と下の年代の考え方が似通ってきているので、シティ・ポップが受け入れられやすいのではないかという事です。

 

 

 

 

番組ではAIが作ったシティ・ポップっぽい曲が流れましたが、私はなんかイマイチな感じがしました。

 

今はAIで小説でも絵本でもなんでも作れるようですけど、人の心に響く曲が作れるようになるのですかね?

 

そしてその頃の中古レコードの価格が高騰しているんだそうですよ。

おうちに眠っているレコードがあるかたは今が売るチャンスかも!

 

 

 

私が好きだったのは竹内まりやさんや山下達郎さんですね。

今はユーミンが沁みるかも。

サザンも大好きでした。

 

あと私がLPレコードを一生懸命買っていたのはそれよりもうちょい前?のさだまさしさんや松山千春さんですねぇ。

中島みゆきさんのも持ってましたねえ。

 

番組では今聞きたいシティ・ポップの曲のリクエストを募集していましたが、その結果がこちら。

 

1位 大滝詠一 君は天然色

2位 寺尾聡  ルビーの指環

3位 稲垣潤一 ドラマティック・レイン

4位 松原みき 真夜中のドア ~Stay with me

5位 荒井由実 中央フリーウェイ

 

うちの20歳の娘も1位が「君は天然色」と言われた瞬間に歌いだせるという、本当に今浸透しているんですねえ。

 

 

私もPC作業などをするときにはこれから80年代シティ・ポップを流しながらにしようかな。

 

そしてアーティスト別でリクエストが多かったのは

1位 ユーミン

2位 山下達郎

3位 大滝詠一

4位 竹内まりや

なんだそうです。

 

 

 

 

なんかこうして振り返ってみるとあの頃の時代がいちばん良かったかも知れないなあ。

 

これからドンドン世の中が良くなっていくような希望もあったし、今のように殺伐としてなかった。

政治に不安を感じたりしてなかったし、変な犯罪も少なかったような気がします。

私が若かったからそう感じたんでしょうかね?