先日弁護士さんに会って、やはり完全に財産を二分割する以外には私は何も貰えそうにないと再確認しました。
特に娘の生活費も貰えないだろうというのは結構厳しいなと思いました。
また、婚姻費用は遡れない事から、別居時の財産を分割する際にその後の生活費として夫名義の通帳から生活費の一部(というか大半)を使った分は、財産分与分の先渡しとみなされて減額される可能性もあるとのこと。
公平に1/2に分けると言うけれど、離婚後の収入は自分一人で思うように働けて十二分な金額を稼げる夫と、フォローが必要な娘と母と犬を抱えてそのすき間に安い賃金でしか働けない私とでは全然違います。
母は私たちが家を建てたことで年金以外の収入を断たれていますしね。
でもそんなことは離婚には関係ない。
私がこれまで働かずにキャリアを積んでこられなくて十分な収入が得られないのは私一人のせいではないと思うけど。
専業主婦で楽をさせたと思っているけど、ワンオペで泣いたり苦しんだりしながら必死で過ごしてきたんですけどね。
それに家の価格も1/2と言うけれど、私が家をもらうと夫名義から私の名義に変更するので不動産取得税がかかります。
夫ならかからないのにね。
それ払わないと私のものにならない。
でもそれが公平。
車の保険も一緒。
私が新たに入るとなると等級が最初からになる。
無事故無違反は私がそうしてきたからでもあるのに。
何もかも夫の名義で夫の物でしたからね。
結婚してから別居までの約25年。
楽しいこともあったはずなのに何も思い出せないくらいに嫌な思い出に上書きされています。
結婚当初から、給与明細の家族手当をみて
「あんたの取り分はそんだけやで」
って言われたり、最初の妊娠中のお正月に自分だけ帰省すると言われたり、妊娠中に何も気遣いしてくれないどころか
「妊娠したことがないから分からん」
と言ったり、よその人に
「子どもなんか酒飲んどっても生まれるで」
とか言ったりと心無いことを数えきれないくらい言われてきました。
また小さい娘に手をあげて酷いことをいわれたこともあります。
いつまでたっても夫にとっての家族は義実家のほうで、私は夫が不便でないように世話をして子どもを育てる係。
夫の姪と甥の結婚式には夫だけしか呼ばれず、自分の嫁や子どもは来てほしくないと言われてるのに、向こう側なので「来ると困ると言っとるで」と平気で言える。
普通なら自分の嫁や子どもは来るなと言われたらたとえ自分の姉の子であっても怒りませんかね?
数え上げればキリがないほど嫌な思いをしながらも、悪気ではないのだと自分の心に言い聞かせて我慢して表面上は夫婦として過ごしてきたのに、気に入らなかったら
「離婚だ」
「財産分与はするけどそれ以外はやらない」
と平気で言えることが信じられません。
娘だっているのにね。
でもこれが公平なんだそうです。
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