このところのAIの身近な所への台頭になんだかチョッピリ辟易している感じもあった私です。
なんでもかんでもAI。
ブログもAIが書いてくれるし、お絵描きもやってくれる。
便利な事やおもしろい面もあるけれど、画家の方々が使用に制限をと言っているのも理解できる。
使い方を間違えると怖いことも起こりそう。
でも最近ニュースなどで見たAIの使い方にはこれは便利だろうなと感心しています。
当事者ではないので違う考えの方もいるかも知れませんが、お許しください。
私が知った一つ目は歩行支援。
スマホに専用アプリを入れ目の不自由な方が歩く時に障害物などを感知して知らせてくれるというもの。
私が若いころに働いていた勤務先に視覚障害者の方がいらして盲導犬とともに過ごしていらっしゃいました。
盲導犬は大変よく訓練されていて、自分が通れる高さだけでなく上部の空間も人が通れるかどうかを見極めて導いてくれるそうです。
ですが時には距離感がつかめなかったのか、出っ張っている看板や木の枝に頭や顔がぶつかることもあったそうです。
また希望する人全部が盲導犬を利用できるわけではないことも聞いていました。
そんな中、このアプリは視覚障害の方の危険をかなり回避してくれて外出しやすくしてくれるのではないかなと思いました。
次は声の再現アプリ。
病気などで声帯を摘出したりして声を失う人がいらっしゃいますよね。
そういう人も訓練により声を発することが出来るようになり、会話が出来るというのはこれまでにも聞いたことがありました。
でも、この場合は違う発声なので以前の自分の声で話すことはできないようです。
ですがAIを使うと自分のなりたい声や、以前の自分の声で話せるそうです。
私がテレビの報道で見た方は声帯を取る前に自分の声をAIに学習させておいたので自分の声を再現出来ているというものでした。
ただ話したいことをスマホに文字で打ち込んでいたので、普通にしゃべるようにはいかないのかな?
その辺りも今に技術が追いついてくるのではないでしょうか。それとももうあるのかも知れません。
こういったことに活かされるAIは良いなと思いました。
進んだ技術は止められないけれど、人とうまく共存できるようなルールをちゃんと作って活用されたらいいなと思います。
それでもやはり変化はしていくとは思いますけどね。
悪用だけは勘弁。